『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し、児童・生徒と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。
「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元プロサッカー選手編)といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。また、地元企業を講師に迎える授業も展開しています。
今回の授業は、静岡市立梅ヶ島小中学校にて、同校小学3年生から中学3年生までの11名を対象に「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~クラブスタッフ編~」の授業を実施し、(株)エスパルス ホームタウン事業部 運営担当の岩下和弘が講師を務めました。
サッカーチームを支える仕事と、仕事をするときに必要はチカラ
最初に、エスパルスの概要紹介で、エスパルスの名前に込められた思いや静岡市出身の選手・パルちゃんファミリーについて紹介しました。次に、クラブスタッフの岩下より、「エスパルスを支えるスタッフの仕事」や「仕事をする時に必要なチカラ」についての話がありました。
競技運営や会場運営の仕事の話では、イベント・演出の段取りや、自然災害や機材のトラブルなど様々な事態に備えて準備や対応が必要なことに触れ、円滑な試合運営のため、一分一秒に神経をすり減らしながら仕事をしていること。大変な面もあるが、その分無事に試合運営ができた時には大きなやりがいを感じることを、過去に起きた様々なトラブル事例を踏まえながら話しました。子どもたちは華やかなJリーグの試合の裏で、大変な苦労があることを知り、とても興味深そうに話を聞いていました。
次に、仕事をする上で必要なチカラの話では、4つのチカラすべてが大切だとしつつ、その中でも「行動力」の大切さについて説明しました。努力することは当たり前のこととして前置きしつつ、考え判断し、それを信じて実行する勇気を持つことが大事、と話しました。
最後に、これから大人になって夢に向かって進んでいく子どもたちに、「今自分に何が必要か考え、失敗を恐れず行動する勇気を持つこと、失敗しても人のせいにせず、自分に矢印を向けて次の挑戦に向けて準備をしていくことを大切にしてほしい」と、メッセージを送り授業は終了しました。
静岡市立市梅ヶ島小中学校の児童生徒の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
