NEWSニュース

【イベントレポート】11月21日(金) 富士市立岩松北小学校にて『エスプラス富士市版~元プロサッカー選手編~』を開催

「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業として実施している『エスプラス』は、エスパルスの選手、スタッフ、また地元企業の社員がゲスト講師となり、小中学校を訪問し児童生徒と共に学ぶ‘ホームタウン次世代育成プロジェクト’です。

今回の授業は、ファミリータウンである富士市の富士市立岩松北小学校6年生99名を対象に清水エスパルスジュニアユースU-15監督である岩下 潤が講師となり『エスプラス 富士市版~元プロサッカー選手編~』のキャリア教育授業を実施しました。授業当日は、エスパルスのシャツやグッズを身につけて授業に参加してくれた子もいて、興味関心の高さが伺えました。

自分の意志で道を選んでいくことの大切さ

はじめに、富士市出身である岩下監督は、小学6年生の時にサッカーを続けるために、清水にある中学校を選ぶという大きな決断をした話をしました。その後高校に上がるタイミングや、高校卒業後にエスパルスに入団するタイミングで、人生における大きな分岐点があり、周囲の大人たちからいろいろなアドバイスをもらって、最終的にサッカーを続けたいという自分の意志を貫いて今までの道を選んできたことを話しました。

Jリーグが始まった当時のエスパルスの選手としての活躍やエスパルスの育成の指導者として、現エスパルス主将の北川選手を指導した頃の話などを当時の映像を交えて話した時には、貴重な映像資料に子どもたちの目は釘付けになっていました。

プロ選手時代に大切にしていたことの一つとして、ファンの方に応援される選手であるため、子どもたちに夢や目標を与える存在であるために、ピッチ内外での言動やプロとしての振る舞いを意識していたことを話しました。また、仕事をする上で必要なチカラの話では、4つの大切なチカラをあげ、その中でも「課題発見力」の大切さについて、選手にはそれぞれの課題があり、プロになるために必要な要素・人間力の向上のために、選手個々の課題を把握し個別でアプローチしている、と話しました。

質疑応答の時間では、「冬と夏、どっちの練習がきついですか」「監督をやっていてよかったと思うことはなんですか」「選手たちは普段どんな食事を摂っているんですか」など多く質問があがりましたが、岩下監督は、ひとつひとつの質問に丁寧に答えていきました。「現役時代のポジションはどこでしたか?」という質問に対して岩下監督は、「フォワードでした。フォワードというポジションは、得点という結果を求められるポジションであり、若い選手や外国人選手も次々と入ってくるので、試合に出続けて、得点を取るためにどんなことが必要かを考えていて、毎日必死でした」と回答し、プロの世界の厳しさを感じるエピソードを聞くことができました。


授業の最後には、代表の児童が感想とお礼の言葉を述べ、全員で記念撮影を行って授業は終了となりました。富士市立岩松北小学校の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

ニュース一覧

more

あなたにオススメのニュース