「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業として実施している『エスプラス』は、エスパルスの選手、スタッフ、また地元企業の社員がゲスト講師となり、小中学校を訪問し児童生徒と共に学ぶ‘ホームタウン/ファミリータウン次世代育成プロジェクト’です。

今回の授業は、富士宮市立西富士中学校にて、同校中学全校生徒の64名を対象に「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~クラブスタッフ編~」の授業を実施し、(株)エスパルス ホームタウン事業部の山本尚輝が講師を務めました。
サッカーチームを支える仕事と、仕事をするときに必要はチカラ
最初に「エスパルスのイベントを企画してみよう」という課題を出して、生徒の皆さんが思い思いに、エスパルスに実施してほしいイベントを考えました。エスパルスのことをよく知らないと、なかなか難しい課題でしたが、サッカー教室を開催する、選手のサイン会を開く、といったアイデアを出してくれました。
次に山本が所属するファンマネジメント部の仕事として、国立競技場でのオレンジシャツ来場者プレゼントやアーティストのライブ企画、小学生無料招待企画、イケメン総選挙など、様々なイベントを企画していること紹介しました。そしてそれらの企画が、ただ楽しそうだから行っているのではなく、その企画は何のために実施するイベントなのか(目的)、誰に届けたいのか(ターゲット)、そのイベントにはいくら費用がかかるのか(費用対効果)などを踏まえて、クラブが抱えている課題を解決したり、理想の未来に近づいたりするための手段であることを伝えました。そして、エスパルスのことやエスパルスが抱える課題についての話をした後に、再度最初と同じ課題「エスパルスのイベントを企画してみよう」を出して、生徒の皆さんに考えてもらいました。すると授業の最初の時よりも、エスパルスにとって何が必要か、誰をターゲットにした企画なのかを考えながらアイデアを出してくれる生徒がたくさん出てきました。ユニークなアイデアもいろいろあって、中学生の皆さんの柔軟な思考に感心させられました。
次に、仕事をする上で必要なチカラの話では、「行動力」「課題発見力」「創造力」「発信力」の4つのチカラが仕事のどの場面で必要になるのかを説明したうえで、エスパルスのイベントを考えていた時の生徒の皆さんの姿を例に出し、4つのチカラを発揮して課題に一生懸命に向き合うことができていたと話しました。仕事をするうえで必要な4つのチカラは普段の学校生活の中でも育むことができることを伝え、山本からの話は終わりました。
生徒の皆さんからの質問タイムでは、「今までのイベントで一番反響があったものは何ですか」「今の仕事を選んだきっかけは何かありますか」「エスパルスにいてここが良いと思うことは何ですか」など素直な疑問から鋭い質問まで多く出てきました。その一つ一つに丁寧に答えていきました。「企画したイベントが思ったように上手くいかなかったことはありますか」という質問に対しては、「そもそも100%上手くいくことは無くて、いつもイベント後に振り返りをして、課題を探すように心がけている。上手くいかなくても、それをネガティブにとらえるのではなく、次に成長するきっかけになると、ポジティブとらえるようにしている」と答えた時には、頷きながら真剣に話を聞く姿が見られました。質問コーナーが終わると、最後にみんなで写真を撮って、授業は終了しました。
富士宮市立西富士中学校の生徒の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
