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【2026鹿児島キャンプ4日目】トレーニングレポート・選手コメント

トレーニングレポート

鹿児島キャンプ4日目の朝。9時10分を過ぎた頃、まだ肌寒い『ふれあいスポーツランド』にGK陣が姿を現した。ピッチに入ると、当初の「9時30分開始」よりも前倒しでトレーニングを開始。「今年は去年よりも短い時間の中で集中力を持ってやっているという印象」と沖悠哉は述べたが、それでもGKグループは今季もハードな練習を積んでいる。

追ってフィールドプレーヤーが到着し、10時より全体練習がスタートした。前日までは守備面の確認に重きを置いてきたが、今日は攻撃面のベースの確認が中心となった。まずはスタッフ陣を相手に見立て、4−4−2に対するベーシックな崩し方を確認。ボールが入った位置に応じて、中央や逆サイドの選手がどれぐらいの立ち位置を取るべきか、吉田孝行監督から細かな指示が飛んだ。

フルコートでのゲーム形式の練習では、「サイドに展開する時には、相手のボランチに引っ掛からないよう確実に」とプレー精度を求める声や、「相手にボールをコントロールされない。その基準で寄せてほしい」とプレスの基準を指示する場面もあった。確認事項が発生するたびにプレーを止めながらのゲームではあったが、連続シュートに対して高木践がゴール前で頭でブロックするなど、集中力の高いプレーが生まれるごとにピッチ内の緊張感が高まっていった。

守備面に関しては、吉田監督から「ラインを上げる時、必ず声を掛けるルールを設けよう」という指示が出た。これは実戦を想定したもので、「今はできているけど、試合になったらできなくなってしまうこともあるから」と指揮官は言い、「間違ったら修正するから」と、選手たちがトライ&エラーをしやすい状況を作り出していた。

全体練習は約1時間半で終了し、その後はPK練習やシュート練習等、各々が追加メニューをこなした。千葉寛汰は「攻撃も守備もみんな少しずつ理解してきて、形が見えてきた。早く試合がしたい」と声を弾ませた。当初は2部練習が予定されていたが、午前練習のみで終了。明日は非公開で調整を行い、20日にいよいよ今季初めての対外試合を迎えることとなる。

キャンプレポート動画

選手コメント

髙橋利樹 選手

今年のキャンプは結構空いた時間があり、練習の映像を個人で見直すこともできるので、その日の練習の映像をホテルに戻ってから毎回見直すようにしていて、まずは頭で覚えることに意識的に取り組んでいる。頭で覚えてしまえば、あとは身体が勝手に動くようになると思う。今シーズンはいろいろなポジションで起用されることが想定されるので、センターフォワードの役割だけでなく、インサイドハーフやウイングの役割も覚えなければならず、まだまだ覚えることは多い。

(明後日には今年初めてのトレーニングマッチが控えているが)本当にまずは守備からだと思う。攻撃は今日も練習はしたし、形はありつつも、状況によって変わってくるし、クリエイティブな部分が多い。まずは守備で組織として求められることがあり、一人でもサボってしまったらハマらなくなってしまうやり方なので、チームに迷惑をかけないようにやることを意識している。

(監督に要求されること)強度と立ち位置。そこはとくに守備で指示されていて、求められる立ち位置と強度があった上でのエラーに対しては、周りの選手がカバーしてくれるが、強度と立ち位置の部分でミスをしてしまったら周りもフォローに行くにも行けなくなってしまう。まずはその2点をしっかり抑えるようにしたいと思っている。

沖悠哉 選手

(GKはフィールドプレーヤーより早く練習がスタートしたが)もちろん今日も目的があって、練習が足りていないというのも一つだと思う。ただ、去年は練習量をかなりこなしていたが、今年は短い時間の中で集中力を持ってやっているという印象。練習メニューも導入のところも違い、どちらのアプローチにも良い面があると思うので、今は今年のやり方に慣れていく段階だと思いながら取り組んでいる。

今日は攻撃面の練習が多かったが、守備面もベースがまだ足りないとは感じている。例えば去年も守備練習の中で、戻るべき立ち位置に戻りきれていない時があり、スタッフ陣からもそれを指摘されることはあった。それを今年は完全にやり切ろうと意識付けられているので、より徹底してやっていかなければいけないと思う。

(ディフェンス陣にかなりコーチングをしていたが)コーチ陣にもそれを求められているし、自分自身もそこが良さだと思っている。最初はできないのは当たり前で、例えばオム(ジュヨン)とか18歳ぐらいの選手だったらゲーム中に集中力が切れてしまうところもあると思うので、そこは自分が声を掛けることでチーム全体を引き締めながらやっていければいい。ただ、逆に言い過ぎると繊細になってしまうこともあると思うので、そこはバランスを上手く見極めながらやっていく必要があると思う。

マテウスブルネッティ 選手

去年は生憎、一番大事な時期にケガをしてしまい、自分も非常に悔しかった。新シーズンが始まり、去年のビハインドの分もあるし、自分が取り戻さなければいけないものがあると思っている。始動してから日々やっている中で、もちろんブランクもあるし、強度が求められるので疲労もあるが、フィーリングは良いと感じている。ブラジルでオフシーズンを家族とともに過ごし、精神的にもリフレッシュできたことも一つの力になっている。それを元にもっともっとチームにフィットし、求められるものを出していけたらと思う。

(吉田監督が守備陣に求めること)強度、アグレッシブさ、そしてオーガナイズされた戦術。基本的にはそこだと思っている。キャンプは戦術理解を深め、吸収するためにとても集中できる環境がある。練習が終わればみんなで映像を観て共通理解を深めて翌日以降の練習に取り組むことができているので、今の段階としては監督の要望に応える準備をしているところだが、リーグが始まるまでには監督が望むサッカーが表現できるようになると思う。今は理解という部分にフォーカスしている。

三保クラブハウス通信in鹿児島

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