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【取材メモvol.3】 #沖悠哉 「新たな視点をもたらしてくれたGKコーチとの出会い」

日々のトレーニングや試合での取材をとおして、見えてきた選手やチームの“今”の姿、エピソードなどをお届けする新コンテンツです。


1月23日/取材・文=平柳麻衣


「藤原(寿徳GKコーチ)さんに言われたことが、なんか結構しっくり来たというか、面白かったんですよ」


新チームが始動して間もなく、新たなGKチームについて語る沖悠哉の表情は、新シーズンに向かうエネルギーに溢れていた。


吉田体制の始動とともに、藤原氏と中川雄二氏をコーチに迎えたGKグループ。なかでも藤原GKコーチの一言が、沖に新たな視点を与えてくれたのだという。


「『動きすぎ』って言われたんです。準備とか集中力、動くスピード感はすごく良いんだけど、悪く言うとバタバタしているように見えるって。今まではステップワークが自分の良さだと思っていたし、そこを指摘されたこともなかったんだけど、ダダダッ、ダダダッて動くとそこに労力を使いすぎていて、結局シュートストップに10ある能力を10出しきれてないんじゃないかって。試合の走行距離を見ても分かるんですけど、俺は圧倒的に多いんですよね。でも、案外動かなかったり、最小限のステップでも止められるというのは、(梅田)透吾なんかのプレーを見ていても上手いなと思います。いきなりプレースタイルを変えるのは難しいですけど、そこのバランスを早く掴みたいと思いながら今は取り組んでいるところです」


一歩や半歩の動きの微調整だが、「新しいコーチに出会ったからこそ、新しい発見がある。今まで言われてこなかったからすごく新鮮」と、ポジティブな指摘として受け止めている。


藤原GKコーチの言葉が「しっくり来た」のは、沖自身に苦い思い出があるからだ。昨季のアウェイ町田戦。大雨の影響もあってか、相手のシュートが沖の手をすり抜け、試合を決定づける3失点目を喫した。結局この翌節以降、正GKの座を梅田に譲ることとなった。


「去年の町田戦で最後にキャッチミスをしたところはすごく記憶に残っていて、チームや守備陣のマネジメントに気を取られて自分のプレーに影響してしまったら意味がないし、やっぱりまずは自分のプレーが大事」


もちろんピッチに立てば、持ち前のコーチング力で最後尾からチームを牽引していく姿勢は変わらない。


「北九州戦(1/20TRM)ではピッチで表現できたところもあったけど、若い選手であったり、誰が出てもみんなでカバーしていくのがチームとしてのあるべき姿だと思っているから、もう少し上手く全体をカバーしながらやることも意識しています。大事なのはバランスですね」


当然、開幕からの定位置奪取を狙っており、熾烈なポジション争いの真っ只中だ。


「もちろん試合に出たいし、出るためにやっているけど、こればかりは監督が決めることなので、自分にできるのはシュートを止めること。失点をゼロに抑えること。自分で止められるところを増やすことと、自分だけでは守りきれないところはみんなと協力して守る。その両面からチームとしての失点を減らしていきたいです」


新コーチとの出会いで新たな視点を得た沖。変わらずに全力で自分自身と向き合い、成長を追い求めていく。


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