日々のトレーニングや試合での取材をとおして、見えてきた選手やチームの“今”の姿、エピソードなどをお届けするコンテンツです。
2月1日/取材・文=平柳麻衣
今冬、チームで一番オフが少なかった嶋本悠大が代表活動を終え、1月29日から練習に合流した。まだ少し時差ボケが残る中、遅れていたメディカルチェックや新ユニフォームでの宣材写真撮影などを慌ただしくこなし、ゆっくりする時間はあまり取れていないという。それでも「チームから2日休みをもらったので、疲れはもう取れました。今が一番状態が良いので、どんどんアピールしていきたい」とサッカーに飢えている。
『AFC U23 アジアカップサウジアラビア2026』では、先発出場2試合を含む全試合に出場し、日本の大会連覇に貢献した。
「スタメンで出た試合も悪くはなかったと思うんですけど、自分よりも大関(友翔)くんのほうがやっぱり評価が高いなと練習の時から感じていたので、もっと練習から変えていかなきゃいけないなと思いました。もちろん自分だって途中出場でいいなんて思っていないし、決勝もスタメンで出たかった。まだまだ足りない部分を補って、自分の良いところを伸ばしていきたいです」
代表ではインサイドハーフを主戦場とし、大会をとおして「以前よりボールを怖がらずに受けに行けるようになった」と成長を実感した。吉田孝行監督体制となったエスパルスも4-3-3をベースとしており、嶋本は「役割もポジションのバランスも似ているので、しっかりと戦術を理解した上で自分のプレーを出していければ」とイメージを膨らませる。
チーム合流初日の全体練習後には、吉田監督からマンツーマンで指導を受ける場面も見られた。
「(吉田監督は)本当に自分のサッカーを持っている人。こういうやり方で勝つんだというのが伝わってくる。ルールというか、こういう状況ではこうしてほしいという細かな決まり事をマンツーマンで教えてもらったので、それをしっかり体現していきたい」
“勝者のメンタリティ”という点では、嶋本も大きな価値ある経験を積んだ。
「やっぱり大会をとおして一番印象に残っているのはみんなで優勝カップを掲げた瞬間で、カップを掲げることで優勝をより実感できたし、頑張って良かったなと思いました。またこういう景色を見るためには勝ち続けるしかないし、どんな大会でも1位になりたいと思うのがサッカー選手の本質だと思います。今大会も一つひとつ目の前にある試合を大事にしていった結果が優勝につながったので、その姿勢はエスパルスでも続けていきたいです」
百年構想リーグ開幕まであと1週間。「まずはスタメンに定着して、1試合でも多くエスパルスの勝利に貢献できるように頑張っていきたい」。貴重な経験を持ち帰った若き日の丸戦士が、チーム内競争を活性化させる。
エスパルスアプリでは試合日の舞台裏に迫った人気コンテンツ『THE REAL』のほか、試合前後の監督・選手コメント、選手インタビュー『三保クラブハウス通信』、イベント裏側動画など様々なオリジナルコンテンツを日々配信中です。
ぜひ、ダウンロードしてお楽しみください!
