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【取材メモvol.7】 #本多勇喜 「勝利に飢える伝道師」

日々のトレーニングや試合での取材をとおして、見えてきた選手やチームの“今”の姿、エピソードなどをお届けするコンテンツです。


2月10日/取材・文=平柳麻衣


「悔しいです。結果がすべてなので」


百年構想リーグ開幕、名古屋戦。本多勇喜にとってのエスパルスデビュー戦は、0−1で敗戦という結果に終わった。


センターバックの一角としてフル出場した本多は、「守備自体はそんなに悪くはなかった」と吉田孝行監督も評価した守備面に安定感をもたらした。とくに本多が入ることによる影響が大きく出やすいのはディフェンスラインの高さの設定で、まだ吉田監督のスタイルに慣れない選手たちは「こんなに上げるの?」と驚くこともあるという。吉田監督が求めるものの“正解”を知る者として、ピッチ上で周りの選手たちを導く役割も担っている。


ただ、名古屋戦では「1」失点に大きな悔いが残った。


「0で抑えられれば良かったですけど、結局失点してしまったので。 失点シーンは僕が少し食いついたのと、全体が少し、本当に気持ちですけど止まった感じがあったので、そういう細かいところを突き詰めてやらなければいけない。オフ明けはその振り返りから入るので、チームでしっかり共有して合わせていければなと思います」


守備に関しては「個人頼りではいけないので、しっかりとチャレンジ&カバーをしながらやっていくことが大事」と述べる。


一方、無得点に終わった攻撃面にもまだまだ改善の余地があるという。


「チームでやるべきことはできたかなと思いますけど、本当に得点を取るための動きというか、アタッキングサードの部分でもっと決定的なことをすれば点も取れるようになってくる。そこはチームとしてというよりも、最後は個人の発想力や想像力が大事になってくるとも思います。僕は一番後ろなので、自分が何とかするというのはなかなか難しいですけど、チャンスになりそうな時に早く出して味方の時間を作ってあげることが後ろにとっては最優先。あとは名古屋戦に関してはロングボールをもっと増やしてあげれば良かったなと思います。僕がどうこうというよりは、チームにとって有利になる場面をもっと作り出していきたいですね」


そして次戦を見据え、こう付け加えた。


「何よりも勝ちたいので。貪欲に」


今シーズン、吉田監督とともに神戸から加入した。「僕自身も新しいチャレンジをしにここへ来ましたし、常に全力を尽くして戦いたいと思っています」


次戦は14日のホーム開幕、京都戦。本多にとっては開幕から名古屋、京都、神戸といずれも古巣チームとの対戦が続く。「前に攻撃を託せるよう、後ろはしっかり粘って抑えたい」。勝利に飢える男が、伝道師としてチームを牽引する。


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