NEWSニュース

【2026/27シーズン新体制発表会見レポート】代表取締役社長、ゼネラルマネージャー、吉田孝行監督会見

©︎︎︎S-PULSE

7月3日(金)、清水エスパルスの2026/27シーズン新体制発表記者会見が行われました。

メディア各社を集め、2026/27ユニフォーム発表、社長・GM会見および2026/27クラブスローガン発表、その後、新加入選手の紹介が行われました。

会見の模様は以下の通りです。

代表取締役社長、ゼネラルマネージャー、吉田孝行監督会見

コメント

■エスパルス 代表取締役社長 山室 晋也


2026/27シーズンにおかれましてもともに戦い、エスパルスを応援していただければと思っております。百年構想リーグですが順位にはこだわらず、26/27シーズン以降のタイトルに向けての序章という位置づけで戦って参りましたが、結果的には満足いく水準ではありませんでした。いろんな課題等が見えてきた中で、今回また編成・補強をし体制を整えてきたところであります。過去最大級の強化資金を投下して邁進していきたいと考えております。


2026/27シーズンのスローガンでございますがONE FAMILY WE RISE。

挑戦は始まった。

強くなるために最後まで戦い抜ける集団になるために何度も挑んできた壁だからこそ厳しさも知っている。

ONE FAMILY 私たちはひとりではなく、どんな状況でも、私たちは1つ。

WE RISE

共に目指そう。更なる高みを新たな歴史の1ページを。ということでONE FAMILY WE RISEのスローガンで、ファンサポ―ター、関係者の皆様と共に戦ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

©︎︎︎S-PULSE

■エスパルス ゼネラルマネージャー サッカー事業本部長 反町 康治


皆さんこんにちは。お忙しいところ本日はお集まりいただきありがとうございます。私の方から2026/27シーズンに向けての考え方、また選手の編成等を簡単にですが説明させていただきます。我々はアクションフットボールというビジョンのもとにチーム作りをしております。もう少し具体的に言いますと、攻守にインテンシティの高い躍動感のあるサッカー。そしてサッカー王国の復活と考えておりますで、今シーズンの目標は始動日にもスタッフ・選手にも伝えましたが、今までやっていることのギアを1つではなく、2つ3つと挙げて優勝タイトル獲得と考えております。このハーフシーズン、百年構想リーグでは維持とリノベーションという話をさせていただきましたが、さらに進化させて競争と共存です。これは吉田監督と話をしているとき、こうした言葉が出てきたものをでここにあげてるんですけども、まず当然ながら、相手チームとの競争があります。同時にチーム内での競争もあります。同時に共存もしていく。共存というのは当然お互いをリスペクトしてて認められながらも一緒に共に手を取って戦い抜くという形です。それは年齢の高い選手であろうが年齢が高くない選手であろうが全員同じですで、ここにはアカデミー、U-18の世代も入ってくる形になると考えております。そして昨季よりもさらにインテンシティの高いチーム作りを目指してやっていきたいというふうに考えております。トップチームのスタッフ体制はそのまま継続させて行います。そして半年前から始まった百年構想リーグの選手よりもより高いインテンシティの高い選手も編成として獲得する形にしております。20試合百年構想リーグを戦いましたが、残念ながら得点が20得点という形で1試合1得点です。これではやはり先ほど掲げた優勝という目標にはたどり着かないかなというふうに考えております。そのためにはできれば1試合2得点。最悪でも1.5点の目標を掲げて新たに攻撃的な選手、得点を取れる選手をスカウト編成に入れていきました。それと即戦力という形ですけども、皆さんご存知のようにブエノ選手、そして宇野選手、チームの屋台骨となっていた選手が残念ながら他チームへと移籍してしまいました。そうした中で即戦力、つまり実績、実力があってすぐにでもチームの力になれるような選手を白羽の矢を立てて獲得してきました。


今シーズンからU-21リーグが始まります。

半年前にも少し説明させていただいたんですが、ここでしっかりと現場の体制の話をさせていただきたいと思います。監督はA級ライセンスを持っている北本監督、コーチに山口コーチ。U-21リーグにU-18の選手、アカデミーの選手が参加した場合にはアカデミーのコーチを務めております兵働コーチがベンチに入って共に戦ってもらいたいなと考えております。フィジカルコーチは𡈽井コーチ。GKコーチに中川コーチ。彼らは半年前から一緒に仕事をしていますので非常にスムーズにコミュニケーションをしっかり取れると思います。それと同時にやはりアカデミーとの融合が大事になってくると思います。今までどうしても高校生と高校生卒業組という形のポストユースの世代で、どうしても別れがちなんですけども、その垣根を低くして、一緒に戦うんだよと。そして将来につなげていくんだよという考え方を持ってやってきたいと考えております。


ここでしっかりと説明しておきたいのは、当然ながらトップチームが短期の中で優勝を目指して上昇のサイクルを作っていくと同時に、もう1つの車輪として中長期を見据えて持続可能なサステナブルなチームを作り上げていきたい。この両輪をしっかり回してやっていきたいと考えております。本来であれば27~28人のフィールドプレーヤーのスカットがいいのですけども、やはり昨季少し怪我の影響で戦力ダウンを否めなかった部分もありますので、少し最初は分厚い体制の中で準備をしていきたいと考えております。私と吉田監督が新たに獲得しようと思っていた選手にプレゼンした時にこの写真を見せたんですけども、清水パルスが最後に日本一のタイトルを取ったのは2002年のゼロックススーパーカップです。2002年となると、今ワールドカップやってますけども、日韓ワールドカップの年なんですよね。だからいかにタイトルから遠ざかっているのかよくお分かりだと思います。それを今シーズンから本気で取りにいきたいというふうに考えております。

©︎︎︎S-PULSE

■エスパルス監督  吉田孝行


皆さんこんにちは。

今社長・GMからお話がありましたが今シーズンはタイトル目標に頑張っていきたいと思います。そのためにはスタートダッシュは非常に大事になってきますし、ここからのトレーニング、あるいはトレーニングキャンプというところでしっかりと実践を積んで戦術理解を深め、みんなでいい準備をしていきたいなと思ってます。補強に関してですが、本当に自分のサッカーに合う選手たちをたくさん補強してくれました。まだウィンドウが開いているでまだ補強してくれるんじゃないかって。冗談です。本当に素晴らしい選手たちが加入してくれましたし、自分としては本当にわくわくしています。最初にありましたけど、タイトルという目標に向けて最高のシーズンになるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思いますので今シーズンもよろしくお願いします。

質疑応答

――百年構想リーグを踏まえた上で今シーズンが本番になるかなと思います。手応え、課題の部分、改めて今の認識を。

■反町GM
百年構想リーグは大きくスタッフ体制を変えた中で行いました。トレーニングからの緊張感であるとか、インテンシティの高いサッカーを目指してもらいたいとかいろいろな要望をした中、そんなすぐにうまくはずがないとは考えておりました。そうした意味での半年間はいい意味でのプロローグだった。土台がある程度できて、試合を重ねることに当然ながらいろんな課題が生まれてきました。やはりどうしてもサッカーは怪我がつきものなのでメインの選手であるとか、または期待されている選手であるとか、そういう選手が怪我をした時に、ちょっと戦力がダウンして、なかなか思い通りの試合ができなかった試合が特に最後の方に多かったと思っています。そこを反省材料として、前線の選手は新しい選手を入れなければならないと考えている中で、経験値・実績のある選手を監督と相談をしながら獲得に至ったということです。それと同時に今まで本当に一生懸命やっていただいたブエノ選手、宇野選手の代わりに、やはりこれも同様にそれに値する選手を獲得して今までよりもよりレベルアップしたチーム作りという編成を考えております。もう1つサイトサイドバックの選手は、ベテランの選手がこの半年間は活躍してもらったんですけどもやはり若い選手を少し入れて競争してもらう。そういう選手を入れることによってチーム内の競争を上げていきたいというふうに考えております。

■吉田監督
自分にとってこの百年構想リーグ6ヶ月間というのは本当にエスパルスに来て初めて見る選手もいましたし、そういう意味では非常にいい期間だったと思っています。その中で自分の戦術もまだ100%ではないですけど、だいたいやりたいことは選手たちにも理解してもらえたと思ってます。その試合をする中で自分が本当に満足した試合というのは数は少なかったと思いますが、ただその反面もう少しこうすればよくなるななど、やる中で分かったというか理解できたなというのはあるので、そこの反省を踏まえて反町GMとしっかりとコミュニケーションをとって今回の編成も含めいろいろと準備してきたところです。なのですごくいい半年を過ごせたのですけど、それを結果で返すことによっていい準備ができたと言えると思うのでしっかりと新シーズンに臨んでいきたいと思います。


――今回の補強に関して監督の意思が反映されたと思いますが、監督から反町GMにリクエストした部分、補強のテーマは。

■吉田監督
まずは主力で戦ってくれた選手たちも抜けるというところで、まずはそこの穴埋めをしっかりとしなきゃいけないというところ。あと反町GMからも先ほどお話しありましたけど、得点力不足という部分も踏まえて実績のあるストライカーが必要じゃないかと進めていきました。インテンシティの高い選手、出せる選手というのもやはり自分のサッカーにあると思うので、そういうことも見ながらコミュニケーションをとって獲得していただいたというところです。


――このメンバーを見ての満足度は。

■吉田監督
そうですね、もうほぼ100%。本当に満足しています。


――その上でチームを左右するポジションを上げるとすると。

■吉田監督
自分のサッカーというのはどこのポジションが重要というよりも、チーム全員で戦って攻めて守ってというサッカーなので、どこか1つというわけじゃないです。ただ得点というのは1人が決めるものでもないので、どこからでも点が取れるようなチームというのは作っていきたいなと思っています。


――今回の補強で、点数つけるとしたら何点か。補強についてはウォンドゥジェ 選手で終わりか。

■反町GM
まずウィンドウは9月の中旬まで空いていますので、これから何が起こるかわからないじゃないですか。もう他のチームもトレーニングスタートしてるところが増えてきたと思いますけど、全体を見てどうしてもというのであれば社長に相談をして、クラブの予算も当然ありますから、そうした中で考えていくことは、やぶさかではございません。点数を付けるのは本当に難しいです。シーズンが終わった時の結果がやはり点数というか、その答えだと思いたいです。全てを現場に投げるのではなくて、我々強化を含めてまたは育成部も含めて全体でサポートしていくことがその点数にいくつか加わってくるんじゃないかなと考えていますので、我々も決して逃げずに覚悟を持ってやっていきたいと思っています。


■吉田監督
そうですね、点数を付けるなら僕は100点です。本当に100%、僕の意見も聞いてくれましたし、協力的にバックアップ体制を整えてくれました。本当に社長とGMに感謝したいと思っています。これから選手たちをどう活かすかはやはり僕にかかってくると思うし、そこは責任感を持ってクラブのために全力を尽くしていきたいと思います。


――チーム作りの観点で右肩上がりのチームを作っていくために、どのような基盤作り、どのようなアプローチしていきたいか。


■吉田監督
まずは新しい選手も加わっているのでしっかりと戦術の部分を落とし込むこと。自分がどういうサッカーをしたくてどういう攻撃、どういう守備をするかというベースをもう一度チーム全体として構築していき、あとは半年間自分とやっていた選手もいるので、より細かいディテールの部分にもこだわって右肩上がりになっていけばいいなと思っています。


――目標の優勝タイトル獲得にとって何が必要か、今の清水に足りないもの。今シーズンのスタイルは。

■吉田監督
もっとゴールに向かう姿勢、アグレッシブで見ている人がワクワクするようなサッカーを見せていきたいと思います。セットプレーというところは1つ課題ではありました。自分のサッカーというのは攻守においてクロス、セットプレーというところは非常に重要であり、そこが得点源じゃないとタイトルというのは見えてこないと思っているので、そこに関しては補強も高さのある選手も補強しましたし、より前に前にプレーすることによって、コーナーキックやフリーキックも増えてくるし、攻守において敵陣で圧倒したサッカーを見せていければなと思っています。


――U-21リーグについて、具体的にどんなテーマ、どんなことを求めてやっていきたいか。

■反町GM
将来への投資という形で、当然勝敗にはこだわるんですけども、やはり短期的な視野ではなくて中長期な視野で2年後、3年後にいいサイクルに入った場合にそのサイクルを引き続きより早い回転のサイクルができるような、そうした選手をたくさん輩出していきたい。選手の獲得とか、それは高体連であるとか大学とかにも声をかけるときにやっぱり ACLに行くようなチームにみんな行きたいんですよね。そういうのも含めるとまずはいいサイクルを作ることも大事。と同時にやはりいい人材を入れるためにはそうした中長的な視野も含めて自分たちでも育てるし、外からもやはり魅力のあるチームにしたい。そのためにはこのU-21のカテゴリーは非常に大事です。当然ながらオーバーエイジも出る機会がありますので、吉田監督とも相談しながらトップで結果を出せるような選手も視野に入れながらアカデミーも視野を入れながら最高の週末を送れるようなプランニングとマネジメントをしていかなきゃいけないと考えています。


――タイトル獲得目指してプレシーズンのトレーニングで力を入れていきたいところ。

■吉田監督
自分のやりたいサッカーというのをもう一度みんなで見直して、ただ敵陣で押し込むだけではないのでそこからどれだけゴールに迫力を出せるか。そこの部分はハーフシーズンでの課題でもあったのでそういう部分を強調し、あとは失点もやはり1試合1失点以下に抑えなければタイトルは見えてこないので、攻守においてしっかりと自分のサッカーというものを構築していきたいと思っています。


――これだけの補強ができたこと関して移籍金収入も影響しているか。オーストリアキャンプの意図、どういったクラブとトレーニングマッチを予定しているのか。

■反町GM
獲得に向けて予算を上げていただいた。当然ながら移籍金もうまく利用しながらやってきたという事実はあります。オーストリアで練習試合は2回組まれています。昨今の日本の気候の状況を考えると疲労との戦いになってしまう。それなりの高地で涼しい気候で集中してやりたいと。環境が変わると普通じゃない新鮮な気持ちにもなれますし、また練習試合の相手も日本人ではない相手とやることによっていろんな驚きであるのか発見というのはあると思います。そういうことに期待してます。もちろん時差の問題であるとか、帰ってきてからの暑熱純化であるとか、当然ながらいろんな問題点はあるが、やはり10日間近い合宿での成果というのは必ず本番になって意味のあるものになるんじゃないかなということで決断させて監督にも了承してもらったという形です。もちろん Jリーグもそれに向けてサポートしてもらってますし、できればやはりいい成果を持って帰ってきて、そして先ほど吉田監督が触れましたように、いいスタートダッシュができるように最後までサポートしていきたいと思っています。



ニュース一覧