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【2026/27欧州(オーストリア)キャンプ8日目】トレーニングレポート・選手コメント

トレーニングレポート

オーストリアキャンプも、ゼーフェルトの環境でのトレーニングという意味では、17日が最終日。翌日に控えたカールスルーエSCとの練習試合を意識し、戦術面の理解を深めるトレーニングが繰り広げられた。


ウォーミングアップとロンドを経て、スプリントメニューで肉体的な負荷をかけてからは、フルコートでの戦術メニューがスタート。まず守備パターンを確認したが、11人がフォメーションを組んだ状況ではあるものの、実際のゲームのように連続してボールを動かしながらではなく、ピッチの上でのミーティングのような形だった。


吉田孝行監督は相手の出方に応じた対応はもちろんこと、ベースとなる守り方をピッチの上で落とし込み、続いてスローインからの攻撃パターンも説明。コンセプトそのものに大きな変化はなく、ターゲットにボールが入った後、背後へ飛び出すタイミングなどを突き詰めた。


その後は約5分間、動きを止めることなく、ゲームが行われた。吉田監督からは切り替えのスピードや、「リスタートをクイックに!」といった声が掛けられ、攻守における切り替えのスピードを強く要求。実際、奪ってからの鋭い攻撃でチャンスを生み出すシーンもあり、練習試合に向けての良いシミュレーションとなった。


練習の最後には約20分間、セットプレー練習を行った。ポリッスヤ ジトミールとの練習試合を経て生まれた新たな課題に取り組む様子も見られ、攻守双方でさまざまなパターンを確認。選手それぞれの立ち位置も細かく徹底する姿からは、練習試合だろうと勝負にこだわる吉田監督のらしさを感じさせた。


練習終了後には、今回のキャンプでお世話になったホテルスタッフをグラウンドに招き、写真撮影の時間も設けられた。今回のキャンプの手厚くサポートしてくれた方々への感謝を示すのは、“ONE FAMILY”の姿勢の体現でもある。和やかなムードで、ゼーフェルトでの練習最終日を締め括った。


チームは18日、カールスルーエSCとの練習試合をもって、オーストリアキャンプを打ち上げる。同試合に向けて、ジャーメイン良は「監督の求めている守備のベースをしっかりと高めていきたいですし、個人としては、どんな状況でも、得点にこだわっている。そこは突き詰めてやっていければ」と意気込み。「ドイツのチームで、フィジカル面でも強い印象がある」と語るが、「球際は自分の特徴でもあるので、そこで負けないようにしたい」と、練習試合の個人的なテーマも明かした。

監督コメント

吉田孝行 監督

ーカールスルーエSCとの練習試合に向けて

相手の出方が完璧に読める状況ではありませんが、どういう状況でも、ピッチの中で改善できるように、修正できるようにやっていけたらと思っています。加えて、より多くの得点を奪うことを重視しているので、そこは求めていきたいです。結果については、練習試合ではありますが、勝つに越したことはない。勝つためにプレーをするからこそ、トライ&エラーが生まれます。まずはやってみる。その上で、たくさんの修正ポイントが出てくればと思っています。

選手コメント

本多勇喜 選手

ー百年構想リーグの半年間を終えて、今のチームはどのような状態ですか?

新加入選手もいて、より一層、自分自身を見つめ直してやっていかなきゃいけない状況だと感じています。チームとしては、開幕から100%でやれる準備をして、1つ1つの試合を勝ち続けることができればと思っています。


ーチームの目標はタイトル。そのために必要なことをどう考えていますか?

神戸の時は、負けず嫌いで、勝負にこだわる選手が多かった。今の清水にも、練習からしっかりとしたチーム内競争がありますし、些細な場面でも勝ちにこだわるシーンも増えてきたように感じます。僕を含めて、もっともっと勝ちにこだわって練習がしたいですし、試合に挑んでいきたいです。練習で、一人一人が自分を出して、競争していければ、自ずとチーム全体が強くなりますし、タイトルを狙えるような集団になってくると思っています。


ー明日はオーストリアキャンプ最終日。カールスルーエSCとの練習試合が控えています。

まずはケガをしないように、自分自身のケアを徹底して、明日の試合に挑めればと思います。練習試合ですが、しっかりと勝負にこだわって、後ろから声をかけてやっていければと思います。

住吉ジェラニレショーン 選手

ー今のチームの雰囲気をどう感じていますか?

上を目指す、タイトルを取るため、監督・コーチ陣が意識を高めてくれていますし、自分たちへの要求も、百年構想リーグの時と比べるとはるかにレベルが高くなっています。ここから、上に行けるチームになれるかどうかは選手たち次第。自分も含めて、1個2個と殻を破っていかなければ、上にはいけないと思っています。プロフェッショナルである以上、1つのパスなど細部にこだわることは必要不可欠で、そのための前向きな声がけができていると思います。ただ、優勝を数々経験されてきた監督・コーチ陣からは、「もっと出して欲しい」とも言われています。良い練習があるからこそ、良い試合ができる。もっともっと高めていく雰囲気を作れればと思っています。


ーチームを引っ張る立場として期待される部分もあると思います。

毎年毎年、今までの自分よりも良いものを作り出したいと思っていますし、良いプレーをしたいと思っています。その中で、自分自身の責任もすごく大事になってくるので、ピッチ内外でチームを引っ張っていく、食事などを含めたプロとしての在り方は考えています。練習の基準が高ければ、チームのレベルも上がっていくと思うので、自分はそこを担う立場にあることも自覚しています。頑張ってやっていきます。


ーこのキャンプでの発見はありましたか?

食事終わりに近場のカフェに行ったり、新しい選手とのコミュニケーションをとるようにしています。僕自身も移籍を経験してきて、新加入選手がどのようなコミュニケーションを取るべきかは把握しているので、サッカー以外の面でも良いコミュニケーションが取れていると実感しています。

マテウス・ブルネッティ 選手

ーオーストリアキャンプも、明日の練習試合を残すのみとなりました。

シーズン開幕に向けてリズムを作っていく中で、自分にとっても、チームにとっても、充実した良い時間になりました。練習試合も2試合組まれているので、公式戦に向けて良い準備ができています。


ー1月の鹿児島キャンプではケガに泣かされましたが、今回はすごくコンディションが良さそうに見えます。

百年構想リーグは、プレシーズン期間にケガをしてしまい、ハーフシーズンのうちのおよそ半分の時間を治療に費やす結果となってしまいました。シーズンを通して、しっかりとプレーができなかったことは、本当に悔しかったです。ただ、今回は良い感覚でキャンプを過ごせている自覚があります。


ー今シーズンは、個人としてどのようなパフォーマンスを見せていきたいですか?

自分のやるべきこと、このチームでの役割は、監督が明示してくれています。どのようにチームをサポートするのかは常に考えていますし、まずはそこを意識しています。百年構想リーグは順位の面でも悔しい結果で終わりましたが、今季はタイトル獲得のために全力を尽くしたいです。

日髙華杜 選手

ーここまでのオーストリアキャンプを振り返って

率直に、ここまでのキャンプは悔しい時間が長かったです。この前の練習試合では出場機会がなくて、明日もどうなるかはわかりません。ただ、それで一喜一憂してたら、これ以上の成長はないと思っています。やるしかないです。新加入選手も来て、激しいポジション争いがあることはわかっていましたし、プロはそのような世界です。悲観することなく、しっかりと食らいついていきたいと思います。


ーチーム内競争を勝ち抜いていくために自らに課していることはありますか?

一つ一つのプレーの質をもっと上げていかなければなりません。ヒデくん(須貝英大)や(高木)践くんの、真似をできるところはしっかりと取り入れて、自分のモノにしながらも、僕本来の強みである上下動や運動量の部分で負けてはならない。今の時代、走行距離なんかは数値で見れるので、まずはそこで1番になれるようにやっていきます。下を向いている暇はないので、やり続けなければならないと思います。


ー明日のカールスルーエSCとの練習試合に向けて

出場機会があるかどうかもわかりませんし、今の自分の立場からして、長い時間は確約されていません。その中で、出るチャンスがあれば、死ぬ気で結果を残したい。何かを示さなければならないと思っているので、そこに向けて良い準備をしたいと思います。

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