北本 久仁衛 U-21監督 試合後コメント
若い選手たちがお客さんのいる前で試合ができたことが本当に良かったと思う。少しガチャガチャした試合にはなったが、しっかり勝ってスタートできたことは大きな一歩だと思う。選手たちにロッカーで話したが、ギラギラしていかにトップチームに食らいついていくか、一歩一歩近づいて行きましょうと話をした。
-スタジアムの雰囲気はどうだったか。
やはり2,000人を超える観客の中でできると、ワンプレーごとに歓声が上がり、私自身も感じたが、選手たちもすごく楽しいだろうし、こんなプレーをすれば盛り上がるんだとわかるし、そうでなかったら…となる、ワンプレーごと反応してくださる、そんな環境の中でやれるということが彼らにとって重要な時間だし、だからこそ彼らにはチャレンジして欲しいと伝えた。可能性があるなら前、なかったら斜め、横、最終手段がうしろと。可能な限りしっかり前を選んで、その中で得点もうまれたし良かった。
-若い選手たちの武器を示す姿勢はどうだったか、また問題点は。
1ゴール1アシストした特別指定の舘美選手は一緒に練習した時間は短かったが、本当に彼らしい縦の突破やアグレッシブさを出してくれたし評価したい。もっとできることを増やしていけば、もっと危険な存在の選手になっていくと思う。問題点で言うと、後ろの準備や軽率な失点。ただそういったことも、このような観客の前で起こったことはすべてプラスになると思う。失点に絡んだ選手たちは次に同じシチュエーションになったらきっと違う対応をするだろうし、そうやって選手たちは伸びていくのだと思う。
-トップの選手とユースの選手が混ざってやることの意義は。
やはりアカデミーの選手が出ることによってU-21の価値というか、自分たちと一緒にすぐそこで練習している選手がU-21の試合に出る、それによってジュニアユースやジュニアの選手たちもそこを目指していこうとなる思う。ただ、ここで結果を出すだけでなく、結局はいかに上に繋がっていくか。なかなか機会のない選手たちが試合ができるというのがU-21の最大の意義であり、トップの試合だけだったら中々絡めない選手たちがこういう場で自分をアピールして吉田監督に刺激的な存在になれば最高だし、1つひとつ成長していくきっかけになる場だと思う。
選手コメント
佐々木智太郎 選手
久しぶりに90分やったので、すごく新鮮な気持ちはあった。ただ、やっぱりまだまだ足りないところばかりなので、そこは練習の中からしっかりと試合に向けてやっていければいいかなと思う。
(失点シーンは)グラウンドがスリッピーなことは頭の中には入っていたが、思ったよりボールが伸びできた。その中でアジャストできる技術がなかっただけだと思うので、次に同じようなシーンが来た時にそういうミスがないようにしたいし、また頑張りたい。ミスというのはGKにとって付き物というのもあるし、しっかり修正するポイントが分かっていれば問題ないと思っている。そこをまたフィードバックして次につなげていければいいと思うので、落ち込むようなことはなく次に向かっていければと思う。(2000人を超える観客が入ったが)こういう素晴らしい環境を作ってくれたサポーターの方にすごく感謝しているし、その中で勝つことができて良かったが、個人としてのプレーの質をもっと上げていけるようにやっていきたい。
オムジュヨン 選手
(エスパルスでの公式戦デビューとなったが)まずは勝ち切って終わることができて本当に良かったと思うし、もちろんデビューできたというのはあるが、ここでのデビューよりも上でのデビューを目標にしているので、もっともっと頑張りたい。
(ラインコントロールの部分を意識したいと話していたが)きつい中でも試合の最後まで常に声を出すことも意識できたし、相手がバックパスした瞬間を常に狙ってラインを上げるよう意識した。失点シーンは相手のチャンスで生まれたというよりは、僕らのミスから失点したと思っている。そういうミスを一つひとつ減らしていきたい。
針生涼太 選手
U-21Jリーグが開幕して、相手も同年代が多い中で、観客の方々がたくさん来てくださって、応援の声も聞こえながらの試合だった。相手のメンバーを見たら最年長が18歳とだったので、自分たちが圧倒して試合を進めようとみんなで意識して入って、試合をとおして自分たちが主導権を握って勝ったことは良かったと思う。ただ、こっちのミスから1点いらない失点をしてしまったので、次からそういうミスをなくして圧倒して勝てるようにしたい。個人としては、自分の課題が守備の部分で、これまでの練習試合とかでも裏を取られるシーンがあったが、今日の試合は集中して、守備のところも相手に抜かれたところはなかったと思う。ただ、攻撃のところでもっとクロスを上げたかったなというのは悔しい。
(攻撃参加は前の選手とのバランスを気にしたのか)(舘美)駿が結構自分で突破するタイプなので難しいところはあるが、しっかり連携しながら自分が前に上がる回数も増やせたらと思う。そこは時間をかければ改善していけると思うし、今日は駿にとって初めてのエスパルスでの試合ということもあって、「どんどん仕掛けろ」と自分からも伝えていた。今日の試合はそれで駿がどんどん仕掛けられたので、良かったと思う。
土居佑至 選手
(身体の入れ方やボールの奪い方は日頃の練習の成果が出せた部分か)もともと身体が小さい選手なので、ユースの頃から相手のところに入るのは得意というか、奪い返す技術は自然と身につけてきた。そこを今はさらに強度を出してやっているので、今日は良い形で奪い返せていたのかなと思う。
ただ、これがトップチームでリーグ戦に出ている選手となると強度もスピードももっと上がる。今日出せた成果をより練習から意識して、強度もスピードももっともっと自分で意識的に上げていかないとリーグ戦には絡めないなというのは今日の試合でも感じた。相手も蹴ってくるときは蹴ってきて、繋いでくるときは繋いでくるという、僕らの出方を見ながら上手いことやろうとしてきた中で、でも自分たちはこうやるんだという、ベース的な部分は変わらない。前から奪いに行って取れれば一番良いし、後ろが押し上げてくれるので良い連携で、ゴールに対して前向きで奪えるシーンがたくさんあった。そういうシーンをもっと増やしていかないといけないし、プレーの精度だったり、最後決めきる力というのはもっと必要だと感じた。
辻友翔 選手
まず公式戦に出るということは自分のキャリアの中でも大事なことだと思うので、まず第一歩だと思って、これをいいきっかけにして、ここからどんどん自分のキャリアの中で試合を積めるようにやっていきたい。お客さんが入って公式戦ならではの緊張感があったが、これがJ1になったらもっと満員の中でプレーすることになる。応援があるからこそ自分のプレーもより良くなっていくと思うので、皆さんの応援を背に頑張っていきたい。今日は自分よりも若い選手たちも出ていて、みんなからやってやろうという気持ちが伝わってきたし、自分もプロ内定はもらっているもののまだプロではないので、自分も負けないようにと意識した。今日は80分ぐらいで足がつってしまったので、まだまだ体力面では足りないし、自分でボール受けた時に仕掛けるところもまだまだ課題だなと感じた。そこは求められている部分でもあるので、自分で課題を意識して取り組んでいきたい。
舘美駿 選手
今日は公式戦デビューというのもあって、自分の特徴をサポーターの皆さんに知ってもらうために積極的に仕掛けようと思っていた。それが良い方向に行って良かった。(1ゴール1アシストは)全然、想定以上の出来。守備のところは後ろから先輩たちがいろいろ声を掛けてくれたのでやりやすかったのもあるし、攻撃でも先輩たちがある程度自由にさせてくれたところが大きかったと思う。今はまだ自分が周りを生かすというよりも、自分の武器を出すことでいっぱいいっぱい。(観客を沸かせるシーンも何度かあったが)集中していたので全然聞こえなかった。試合前は、観客がたくさん入っているのを見て結構緊張していたが、試合が始まって1回自分のプレーを出したら自然と緊張が取れたのは良かったと思う。まだまだ練習でもポゼッションをやっていて自分のところで取られることも多いので、足下の技術や判断のところをもっと身につけられるようにやっていきたい。
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