Introduction
清水FC 55周年 記念企画
清水エスパルス、
そして清水サッカーの原点が
「清水FC」である。
清水市に赴任した若き教師であり、「日本初の少年サッカーチーム」を設立した『堀田哲爾(ほった てつじ)』。
堀田の熱意や想いに共感した清水の教師の仲間たちが切磋琢磨し、清水の少年サッカーを強化するために生まれた選抜チームである『清水FC』が生まれたのは1968年。
このチームが生まれたときこそ、清水サッカーの起源とも言える。
堀田を中心とした教員であり、指導者たち・保護者やサポートする街の人々の存在、そして、清水のサッカー少年・少女たちの素直さとひたむきさ。
『清水FC』を中心に、街全体で築き上げた「サッカーのまち」としての文化が、1970年代以降、サッカー王国への道を一歩ずつ前進させた。
小学生から実業団まで、静岡のチームが圧倒的な強さを誇った1980年代。
その中心には、清水FC出身の選手たちがいた。
日本サッカーが国際舞台で活躍できず、変革を生むべく、熱望された「プロ化」。
そして、生まれた『Jリーグ』。
サッカー文化の定着や地域との密接なつながり。
街全体で支え、歴史を紡いできた「サッカーのまち」だからこそJリーグの理念と合致し、オリジナル10唯一の市民クラブとして誕生した「清水エスパルス」。
まさに「清水のまち」が勝ち取った結果だった。
『清水FC』がこの街に誕生してから、今年で55周年。
「すべての力をチームのために」
清水エスパルスは、清水サッカーの更なる歴史を刻み、この街とともに、歩み続ける。
清水FC 55周年 記念ムービー
Logo Mark
記念ロゴに込めた想い
多くの人に愛されてきた「SHIMIZU F.C.」のエンブレムの配置や形状は継承しながら、エスパルスエンブレムとも親和性の高いシャープでクリアなグラフィックで再構成しました。
55周年を印象付けるため「55」の数字を大きくレイアウトしました。
明快なラインで描く2つの表情のライオンは“闘いに挑む「強さ」”と、“その先を見据える「冷静さ」”を表現しています。

SHIMIZU FC -清水FCとは-
静岡県(旧)清水市(現在の静岡市清水区)で結成された少年サッカーの選抜チームである。
各地域のチームから優秀な選手が選抜されて、「清水のまちの代表」となるチームを形成した。
清水FCが設立されたのは今から55年前となる、1968年12月1日。
JSL(日本サッカーリーグ)三菱重工 vs 日本鋼管戦の前座試合にて清水市小学生選抜 vs 静岡市小学生選抜の試合が開催された。
この清水市小学生選抜チームが「全清水」と呼ばれ、その後の「清水FC」となる。
1970年以降は全国でもその名を轟かせ、「サッカー王国」の象徴的存在であった。
現在の全日本U-12サッカー選手権大会において、8度の全国優勝・準優勝も3回という輝かしい成績を残している。
チーム理念は「すべての力をチームのために」
清水FCのOBには「清水東三羽烏」の大榎克己・長谷川健太・堀池巧、現在のJリーグチェアマンである野々村芳和、エスパルストップチームコーチである市川大祐などを筆頭に日の丸を背負い、現在のJリーグを支えている数々の名選手・監督を輩出した。
(以上、敬称略)
Match Schedule
記念試合スケジュール第4節 vs大分トリニータ
IAIスタジアム日本平
第18節 vsツエーゲン金沢
IAIスタジアム日本平
第26節 vsジェフユナイテッド市原・千葉
国立競技場