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【横浜FM戦プレビュー】~一桁順位までの戦い。ここから再スタート~

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今節の相手横浜FMは、公式戦7戦負けなしと好調を維持したまま中断期間に突入。直近の天皇杯の3回戦沼津戦ではリーグ戦からメンバーを落として戦っている。前半のうちに3得点を挙げ、終盤に2点を返されたもののウーゴ ヴィエイラのダメ押しゴールで4-2と快勝した。

またリーグでは現在5位。前回エスパルスとの対戦から5連勝を達成し、さらに後半戦のスタートとなった第18節広島戦は1点リードの中、90分にアンデルソン ロペスにゴールを決められ1-1とされたが、リーグでは8戦負けなしとなっている。いまリーグで最も調子の良いチームの1つに数えられるだろう。

その好調の要因は、まず守備にある。ここまでリーグ18試合を終えて失点15は、磐田と並んで最少失点だ。守備の中心は言うまでもなく、元日本代表の中澤佑二。昨季3年連続フルタイム出場を達成し、今季もここまで18試合1,620分フル出場している。もちろん、ただ出場時間を積み重ねているだけはなく、結果も残している。前回対戦となった第13節のホームゲームでは、エスパルス攻撃陣のクロスをことごとく跳ね返していたことは記憶に新しい。今節、エスパルスが戦うにあたり、単純なクロスでは崩れないだろう。この2週間で取り組んできた、サイドのコンビネーションで相手のバランスを崩していきたい。

一方、攻撃陣では前回対戦では怪我で出場していなかった齋藤学にも注意が必要。今季から10番を背負う27歳のMFは、今季まだ無得点ながら、キレのあるドリブルには最大限に警戒しなければいけない。齋藤とマッチアップの可能性がある松原后は、
最初からガツンと行けば、相手は気持ち良くプレーできなくなる
とその攻略法を話す。激しいサイドの攻防を制し、逆にサイドから押し込む展開にしたいところだ。

エスパルスは、第18節G大阪戦のように、リードを守りきって勝ちを拾えるようになってきている。それは小林伸二監督が口酸っぱく言う、
守備をする時には、しっかり守備をする
ということ徹底されていることが大きい。横浜FMとの前回対戦では、0-1とリードされている状況から、白崎凌兵のゴールで1点返した、その2分後に失点をしてしまっている。前半戦に幾度となく見られたパターンの試合だ。得点を決めて、「さぁ行こう!」という矢先に失点することは、精神的にもショックの大きいだろう。この試合を境にその失点はなくなったが、同じ相手に、同じミスを繰り返すことはあってはならない。特に、アウェイゲームとなるため、相手が攻めてくることは間違いないだろう。そこをどう耐えきるかは、勝利へのポイントになる。

エスパルスは、前節の勝利で11位に浮上。中断期間に入る前には公式戦2連勝と、リズムを崩しかけていた時期を乗り越え、再び調子を上げている。今は雰囲気も良い。ただ、竹内涼が
雰囲気だけに頼るわけではなく、もっと質を上げていくことが大事になる
と話すように、さらなるレベルアップをする意識も必要だ。今季の目標である一桁順位まではあと勝ち点5足りない状況。勝ち点5を埋めるための戦いがここから始まる。その最初の試合、苦手としないアウェイゲームで勝ち点3を取って、早いうちに縮めていきたいところだ。



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2017明治安田生命J1リーグ 第19節   
7月29日(土)19:00キックオフ 

横浜F・マリノス vs 清水エスパルス
@日産スタジアム

<テレビ/ラジオ中継>
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