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【仙台戦プレビュー】~リーグ残り10試合、ここからは正念場~

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今季も残り10試合。そのなかで、今節仙台戦はエスパルスより下位にいるチーム唯一の戦いであり、非常に重要な一戦となる。エスパルスはここ最近連敗はないものの、引き分けと負けを交互に繰り返して8試合勝利がなく、降格圏の17位徳島との勝ち点差は3。残留争いのライバルを蹴落とし、浮上のきっかけを作らなければいけない試合になる。


エスパルスの前節は鳥栖との対戦だった。序盤からシュートチャンスを迎えるなど、悪くない立ち上がりで前半を0-0で折り返したものの、58分だった。古巣対決となる白崎凌兵に先制ゴールを決められてしまう。それでも、65分に前線の素早いパス交換からチアゴ サンタナがミドルシュート。これがディフェンスの足に当たってゴールに吸い込まれて同点に追いつく。ここまでの展開は第27節名古屋戦と同じだったが、74分に自陣でファウルを取られてしまう。ここでエドゥアルドに強烈なフリーキックを叩き込まれて、痛い勝ち越しを許してしまった。エスパルスは、このゴールから立て直すことができず、鳥栖戦5試合ぶりの敗戦。終盤の戦い方に課題を残す試合となった。


一方仙台は、前節アウェイでG大阪と対戦している。11戦勝利なしと苦しんでいた仙台だったが、この日はそれを感じさせない強さを見せた。37分、右サイド蜂須賀孝治のクロスに、先月12日に移籍してきたばかりの富樫敬真が頭で合わせて先制。だが、直後の39分に矢島慎也に同点ゴールを決められてしまう。それでも気落ちすることなく、さらに攻め続けた仙台は42分に右サイドからフリーキックを獲得。上原力也のキックに合わせたのは再び富樫だった。富樫のこの日2得点目となるヘッドが決まってG大阪を突き放した。1点リードで迎えた後半は、58分にPKを献上してしまい、これをパトリックに決められて試合は振り出しに。しかし、66分に仙台は3枚替えで前線の選手を入れ替えると、79分に得意のカウンターから交代出場の西村拓真にボールが入ると、ドリブルで持ち込み、そのまま自らシュートを放つ。これがネットを揺らして決勝点。仙台は12戦ぶりの勝利を挙げて、アイスタに乗り込んでくる。


仙台とはルヴァンカップを含めて今季3度対戦しており、エスパルスは3連勝としている。だが、油断は禁物だ。昨季も最終節1つ前の第33節で対戦し、その時点でエスパルス17位、仙台は最下位の18位という順位で、勝って順位を上げたかったところだが、2-3と力負けしている。


今節は3試合ぶりのホームゲームは、勝利が必須。「負けられない」ではなく、「勝たなければならない」試合になる。ただ、その強い気持ちが前のめりになって、仙台のカウンター攻撃を受けることはあってはならない。得点を取りに行く場面でのリスク管理が求められる試合になるだろう。チーム全員が集中して今節に臨む。


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2021 明治安田J1リーグ 第29節

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