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アプリ【テーマトーク:敬老の日】「偶然撮られていた1枚の写真」西澤健太

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今年の「敬老の日」は9月20日。そこで「おじいちゃん・おばあちゃんとの思い出」をテーマに話を聞きました。今回は西澤健太選手編。

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僕の実家は八百屋だったので、小学生の頃は学校から帰ると、父さんとじいちゃんが店にいて、父さんが配達でいない間なんかによくじいちゃんと遊んでいました。今思えば、僕はすごく“おじいちゃん子”だったと思う。


じいちゃんはメッチャ優しくて、穏やかで、怒ったりしたところは見たことがない。じいちゃんは夜遅くまで起きてることが多くて、ある時、僕が風呂から上がったら、じいちゃんが蕎麦を茹でていて、「親には内緒だぞ」と言って、夜中に2人でこっそり食べた思い出もあります(笑)


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じいちゃんは野球好きだったから、一緒に遊ぶ時はキャッチボールをすることが多かったけど、スポーツは全般的によく観ていました。ただ、特定のチームが好きっていうわけじゃなく、負けてるほうのチームを応援するのが好きだって。勝ち負けよりも、頑張ってる人を応援するのが好きだと言って、スポーツの良さをすごく大事にしていました。


もちろん、僕がサッカーをすることもメッチャ応援してくれました。大学に進学して静岡を離れてからも、僕の親と一緒に関東まで試合を観に来てくれたりして。


じいちゃんと一緒に撮った写真ってほとんどないんですけど、大学1年の時のある試合後、じいちゃんと話していたところを偶然、筑波大の専属カメラマンの方が撮ってくれていたんです。


それが、じいちゃんが観に来てくれた最後の試合。それまでずっと元気だったのに、脳梗塞で突然亡くなってしまって……その時はすごく寂しかったです。


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当時、筑波大は関東大学2部リーグにいたから、昇格できたことも、次の年にインカレで優勝できたことも、じいちゃんは知らない。プロになった姿を見せたかったな、とも思います。


でも、2部リーグにいた時でも、僕が活躍して少しでも新聞に載ったりすると、じいちゃんは市場の人たちにメチャメチャ自慢してたらしい。だから後々、市場の人たちとかに「あぁ! 君があの噂の!」なんて声を掛けられたりして、僕の知らないところでどれだけ自慢してたのって、ちょっとうれしくなったり(笑)。だから、もっともっと頑張らないとなって思います。


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