新年明けましておめでとうございます。
昨シーズンも多くの皆様から温かいご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございました。
しかしながら、J1陥落と言う皆様のご期待を裏切る結果となってしまったことにつきましては、誠に申し訳なく、責任を痛感致しております。改めまして深くお詫び申し上げます。
今シーズンは、J2という新たなカテゴリーで戦うことになりますが、クラブとして全てのことに先んじて「1年でのJ1復帰」を目指し戦って参ります。
今年一年を戦っていくにあたり、先ずはスポーツの原点として何よりも大切な「ゲームで全てを出し尽くし、勝利をもぎ取る」ことを磨き込みます。そしてそのために、昨シーズンの反省を踏まえ、軸となるサッカーを定めた上で、そのサッカーをフルタイムで体現すべく、選手一人一人を猛練習と厳しい日常の節制をもって心身ともに鍛え上げます。
チームを牽引していく小林新監督に、降格した選手達の技量を十分見極めてもらいました。その結果として、昨シーズンこれ以上ない悔しさを味わった、そして勝ち味のあるサッカーを思うように出来なかった「今いる選手達の想い」にかけ、彼等のブラッシュアップを図り、来るシーズンを迎える選択を致しました。
大規模な補強は控え、悔しさを嫌というほど味わった選手達を中心に、そして必要なポジションに新しく加わった選手達がギュッとまとまり、自らの手でJ1復帰を手繰り寄せる。そのためにコーチングスタッフ、フロントともに持てる力の全てを出し選手をサポートしていく。これが今年のエスパルスが進むリスタートの基本型となります。
豊富な練習量と溢れる闘志でブレないサッカーをフルタイムでやり切り、昨シーズン、皆様にお届け出来なかった「勝利と感動」を、タイムアップの瞬間まで全てを出し尽くした選手達の涙と汗でお届け致します。
また、中長期視点に立った育成部門からプロチームに至るまで一本芯の通った指導も大事なクラブの再建への道として定め、体制の整備も含め、努めて参りたいと考えております。
株主、スポンサー、ファン、サポーターの皆様、そしてアカデミー選手たちやそのご家族の皆様など多くのエスパルスファミリーのお力も結集させていただきながら、新しい清水エスパルスサッカーの元年と致します。
「決してブレないアグレッシブサッカー・旺盛な気迫・走力・球際」をもって、私達の心根をお見せ致しますので、2016シーズンも変わらぬご声援、ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社エスパルス
代表取締役社長 左伴繁雄
新年のご挨拶
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