本日のベガルタ仙台戦後、ホーム最終戦エンディングセレモニーに続いて、今シーズン限りで引退する吉本一謙選手の引退セレモニーが行なわれました。吉本一謙選手よりファン、サポーターの皆様、関係者に感謝の挨拶が述べられたあと、ご家族より花束が贈られました。

引退セレモニーフォトギャラリーはコチラ

＜吉本 一謙 選手 挨拶＞

まずはこのようなセレモニーを開いてくださった清水エスパルス関係者の皆様、ありがとうございます。本当に幸せです。また、寒い中残ってくれている皆さん、DAZNで観てくれている皆さん、今年で引退することにしました。

僕はFC東京の下部組織で育ちましたが、プロになってから下部組織の選手たちの目標や憧れになれるように、そして自分が所属するチームを強く愛されるチームになるように、自分がチームを愛してきました。色々なところでサッカーを楽しむと耳にしますが、僕にとってサッカーが楽しいときは試合に勝ったときでした。皆と喜んでいるときが最高の瞬間でした。またその喜びを何倍にもしてくれたのはサポーターの皆さんでした。

引退を発表してから、エスパルスに来てくれてありがとうというコメントをいっぱいもらいました。このチームにくることができ、このチームで引退できることを本当に誇りに思います。残ったチームメイトやチームの方々が、これからさらに誇りに思えるようなチームにしてきますので、皆さんこれからも熱く一緒に戦ってください。

最後になりますが、どんなに辛い時も一緒に戦ってくれた、今まで一緒にプレーした選手、色々教えてくれた指導者の方々、チーム関係者の皆様、一緒に戦ってくれたサポータの皆様、そして全然試合に出ていなくて苦しいときから支えてくれた妻と産まれてきてくれた息子と娘、今でも助けてもらってばかりですが、ここまで育ててくれて沢山のものを与えてくれた両親、なんでも話せる弟を始めとする家族に感謝させていただき、引退の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。