【イベントレポート】5月29日(土)『コーディネーションクリニック』を開催≪SDF清水≫

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2021/6/4

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■コーディネーションクリニック

日付：5月29日(土)

会場：エスパルスドリームフィールド清水

対象：清水エリア(清水・静岡瀬名)静岡エリア/小学1～3年生

5/29(土)エスパルスドリームフィールド清水にて、「コーディネーションクリニック」を開催しました。今年度初の開催でしたが、1年生～3年生の30名が参加してくれました。

コーディネーションとは、様々の状況を目や耳など五感で察知し、頭で判断し、身体をスムーズに動かす能力を言います。現在は、定位、変換、リズム、反応、バランス、連結、識別と7つの能力に分類されています。この能力をアップさせるために様々なメニューを行いました。

ウォーミングアップは、2人1組でボール当て鬼ごっこです。鬼はボールを転がして、逃げている人のひざ下の足に当てたら鬼が交代できます。当てられないように、走りながらボールをよく見てジャンプしてかわしたり、よけたりしていました。鬼ごっこは様々な動きの要素が必要になるので、楽しみながらも良いアップにもなります。

アップの後は、コーンの障害物を使ってのステップワークです。コーンを踏まないように、細かくステップをしたり、サイドステップをしたりしました。少し難しい動きもありましたが、コーチのお手本や、上手な友達を観て、何度か挑戦すると、ステップが上手になってくる子が多かったです。

次は、線上を前や後ろでまっすぐ走ったり、スキップしたり、両手をついてライオン走りをしたり、また線を踏まないように両足ジャンプ、片足ジャンプなどのトレーニングです。始めは動きが崩れてしまう子もいましたが、次第に崩れた動きを修正し、上手に身体をうごかせるようになってきました。

トレーニングの最後はゲーム形式のジグザグタッチ鬼です。ジグザグのコーンを前向きで追いかける鬼と、後ろ向きで逃げるゲームです。トレーニングしたステップを使って素早く逃げたり、追いかけたり、子ども達は「次は負けないぞ！」何度も挑戦して楽しみながら挑戦していました。そして、最後はみんなが大好なサッカーの試合をして終わりました。

参加した子どもたちからは「難しかったけど、できるようになった時は楽しかった」「またやりたい！」との声をいただき、保護者からは「苦手な動きが外から見ていて良く分かり、課題が見つかって良かったです」との言葉をいただきました。

ひと昔前の子どもたちは「外遊び」で自然にコーディネーション能力を身につけていました。しかし、現在は自由に遊ぶ空間の減少、少子化で遊ぶ仲間の減少、遊べる時間の減少で、子どもたちを取り巻く環境が日々変化しています。このような社会環境の中でも、月1回ではありますが、このイベントを通して、自分の身体を自由自在に動かす能力を少しでも身につけてもらいたいと思います。ご参加いただいた子どもたち、保護者の皆様ありがとうございました。

次回は6月27日(日)です。皆様のご参加をお待ちしております。