【イベントレポート】6月27日(日)『コーディネーションクリニック』を開催≪SDF清水≫

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2021/7/1

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■コーディネーションクリニック

日付：6月27日(日)

会場：エスパルスドリームフィールド静岡

対象：清水エリア(清水・静岡瀬名)静岡エリア(静岡)/小学1～3年

6/27(日)エスパルスドリームフィールド清水にて、「コーディネーションクリニック」を開催しました。今回は1年～3年生の23名が参加してくれました。

コーディネーションとは、様々の状況を目や耳など五感で察知し、頭で判断し、身体をスムーズに動かす能力を言います。現在は、定位、変換、リズム、反応、バランス、連結、識別と7つの能力に分類されています。この能力をアップさせるために様々なメニューを行いました。

今回もウォーミングアップは、2人1組でボール当て鬼ごっこです。鬼はボールを転がして、逃げている人のひざ下の足に当てたら鬼が交代できます。当てられないように、走りながらボールをよく見てジャンプしてかわしたり、よけたりしていました。鬼ごっこは様々な動きの要素が必要になるので、楽しみながらも良いアップにもなります。

アップの後は、ボールを使ってのトレーニングです。手でバウンドしながら動きを入れたり、投げながら動いたり、同時に2つの動作が入るようなボールフィーリングのトレーニングをしました。また様々な態勢からボールを投げてキャッチをしたり、いつもは足でボールを扱う子ども達にとって少し難しそうでしたが、何度もチャレンジしていました。

次は、2人1組になっての動きづくりです、相手の身体をくぐったり、ジャンプしたり、手押し車で競争したりと全身を使うトレーニングをしました。

コーンの障害物を使ってのステップワークです。姿勢を良くして、身体の力を抜いて、細かくステップをしたり、サイドステップをしたりしました。前回参加してくれた子は、ステップワークが良くなっている子も多かったです。その後は、障害物を利用したジグザグタッチ鬼です。ジグザグのコーンを前向きで追いかける鬼と、後ろ向きで逃げるゲームです。

トレーニングしたステップを使って素早く動いていました。

最後はチームに分かれてのリレーとサッカーの試合をして終わりました。

参加した子ども達が「細かい動きができるようになった気がする！」「いつもしない動きをたくさんしたので、疲れた～！でも楽しかった！」との感想をいただきました。

ひと昔前の子ども達は「外遊び」で自然にコーディネーション能力を身につけていました。しかし、現在は自由に遊ぶ空間の減少、少子化で遊ぶ仲間の減少、遊べる時間の減少で、子ども達のとりまく環境が日々変化しています。このような社会環境の中でも、月1回ではありますが、このイベントを通して、自分の身体を自由自在に動かす能力を少しでも身につけてもらいたいと思います。ご参加いただいた子ども達、保護者の皆様ありがとうございました。

次回は7月24日(土)です。皆様のご参加をお待ちしております。