日頃よりエスパルスをご支援戴き厚く御礼申し上げます。本日開催されました弊社取締役会にて、本年度第3四半期の業績報告をさせて戴きましたので、その要約をご報告させて戴きます。これまで業績報告は通期のみとしておりましたが、過日ご報告させて戴きました上半期業績報告同様に、様々な分野でのガバナンス強化の観点より、企業の透明性向上の一環として、今年度より初めて四半期毎でのご報告とさせて戴いた次第です。
今年度第3四半期業績全体としては、上半期実績同様、昨年度同時期に対し大幅な増収増益となりました。
収益全体としては、昨年度比+415百万円(伸長率113%)となる3,663百万円と大幅増収で推移しております。増収は上半期同様、個人法人のお客様に関るほぼ全域に亘り、興行(昨対+97百万円/伸長率119%)、広告(同+134百万円/同108%)、物販(同+49百万円/同116%)、地域事業(同+21百万円/同105%)となっております。尚、興行、広告収入は第3四半期終了時点で、既に昨年度実績を上回っており、法人個人の皆様から力強いご支援を戴けた結果と、深く感謝しております。また、広告、物販収入は、FY2018~FY2020中期経営計画時に掲げたFY2020目標値をも上回る見込みです。更に過去4年間右肩上りを続けてきましたパートナー営業も堅調を維持しており、200百万円超の新規増額(241社)を達成し、過去最高収益及び目標としておりました500社(現在492社)を達成出来る見込みです。過去最高収益としては、先の広告収入の他、総収益、物販、スクール収益を見込んでおります。尚、その他収入には上半期には計上されなかった違約金収入が組み込まれております。
一方費用全体としては、昨年度比+85百万円(伸長率103%)となる3,336百万円となりました。費用増の81%を占めるのは強化育成費用であり、夏季補強を含めた今シーズンのチーム編成及び当該領域のインフラ向上を支えております。また、上半期報告と同内容となりますが、興行原価増はスタジアム来場促進のための施策、広告原価増はLED看板等パートナー新商材のための投資に充てております。物販原価増は収益増に伴う原価増、そして人件費・販管費増は経営力強化のためのコンサルテーション、デジタル化促進のための人的物的投資に充てた結果となりました。
以上により今年度第3四半期までの経常利益は、昨年度比+336百万円(伸長率9,450%)となる340百万円を計上させて戴きました。トップチームやスタジアム、パートナー営業、ガバナンス強化面でのデジタル投資を実施しつつ、現時点に於いて増収増益を果たすことが出来ましたのも、皆様からの厚いご支援の賜物と、重ね重ね深く感謝申し上げる次第です。一方、昨年度は通期で235百万円の経常赤字を計上しておりますので、今期目標として掲げております「タンクロ(単年度黒字)」達成には、残り3か月、大きな収入項目がない中で、収益費用差を現時点で確保している損益分の340百万円以内に抑え込むことに注力していかなければなりません。引き続き小口営業や年末年始催事を丹念に誠心誠意行っていくとともに、不要不急のコスト削減に努めて参ります。
昨年度下期より取組み始めた「ガバナンス強化」は、今年度も継続重点課題として取組み、組織、経理、業務管理、人事、教育、各種規約面で、毎月新規提案を出しながら、現在計66項目の重点管理項目を月次で進捗管理するまでになりましたが、社員のアラート意識が「習慣化」するまでしつこく継続して参ります。
最後に、フロントは最終コーナーを過ぎ残り1/4を全力で駆け抜ける所存ですが、トップチームはリーグ戦残り2試合と天皇杯準決勝、決勝を残すのみとなりました。標榜する「ハードワーク」に加え「勝ちへの執念」を会社一丸となってやり切る覚悟でおりますので、どうか皆様の変わらぬ日本一のご支援を、宜しくお願い申し上げます。
今年度第3四半期業績全体としては、上半期実績同様、昨年度同時期に対し大幅な増収増益となりました。
収益全体としては、昨年度比+415百万円(伸長率113%)となる3,663百万円と大幅増収で推移しております。増収は上半期同様、個人法人のお客様に関るほぼ全域に亘り、興行(昨対+97百万円/伸長率119%)、広告(同+134百万円/同108%)、物販(同+49百万円/同116%)、地域事業(同+21百万円/同105%)となっております。尚、興行、広告収入は第3四半期終了時点で、既に昨年度実績を上回っており、法人個人の皆様から力強いご支援を戴けた結果と、深く感謝しております。また、広告、物販収入は、FY2018~FY2020中期経営計画時に掲げたFY2020目標値をも上回る見込みです。更に過去4年間右肩上りを続けてきましたパートナー営業も堅調を維持しており、200百万円超の新規増額(241社)を達成し、過去最高収益及び目標としておりました500社(現在492社)を達成出来る見込みです。過去最高収益としては、先の広告収入の他、総収益、物販、スクール収益を見込んでおります。尚、その他収入には上半期には計上されなかった違約金収入が組み込まれております。
一方費用全体としては、昨年度比+85百万円(伸長率103%)となる3,336百万円となりました。費用増の81%を占めるのは強化育成費用であり、夏季補強を含めた今シーズンのチーム編成及び当該領域のインフラ向上を支えております。また、上半期報告と同内容となりますが、興行原価増はスタジアム来場促進のための施策、広告原価増はLED看板等パートナー新商材のための投資に充てております。物販原価増は収益増に伴う原価増、そして人件費・販管費増は経営力強化のためのコンサルテーション、デジタル化促進のための人的物的投資に充てた結果となりました。
以上により今年度第3四半期までの経常利益は、昨年度比+336百万円(伸長率9,450%)となる340百万円を計上させて戴きました。トップチームやスタジアム、パートナー営業、ガバナンス強化面でのデジタル投資を実施しつつ、現時点に於いて増収増益を果たすことが出来ましたのも、皆様からの厚いご支援の賜物と、重ね重ね深く感謝申し上げる次第です。一方、昨年度は通期で235百万円の経常赤字を計上しておりますので、今期目標として掲げております「タンクロ(単年度黒字)」達成には、残り3か月、大きな収入項目がない中で、収益費用差を現時点で確保している損益分の340百万円以内に抑え込むことに注力していかなければなりません。引き続き小口営業や年末年始催事を丹念に誠心誠意行っていくとともに、不要不急のコスト削減に努めて参ります。
昨年度下期より取組み始めた「ガバナンス強化」は、今年度も継続重点課題として取組み、組織、経理、業務管理、人事、教育、各種規約面で、毎月新規提案を出しながら、現在計66項目の重点管理項目を月次で進捗管理するまでになりましたが、社員のアラート意識が「習慣化」するまでしつこく継続して参ります。
最後に、フロントは最終コーナーを過ぎ残り1/4を全力で駆け抜ける所存ですが、トップチームはリーグ戦残り2試合と天皇杯準決勝、決勝を残すのみとなりました。標榜する「ハードワーク」に加え「勝ちへの執念」を会社一丸となってやり切る覚悟でおりますので、どうか皆様の変わらぬ日本一のご支援を、宜しくお願い申し上げます。
(単位:百万円)
科目 | 2019年10月 累計実績(今期) |
2018年10月 累計実績(前期) |
増減 | 科目 | 2019年10月 累計実績(今期) |
2018年10月 累計実績(前期) |
増減 |
興行収入 | 618 | 520 | +97 | 興行原価 | 222 | 203 | +19 |
広告収入 | 1,778 | 1,644 | +134 | 広告原価 | 138 | 132 | +6 |
事業物販収入 | 350 | 301 | +49 | 事業物販原価 | 232 | 204 | +28 |
地域事業収入 | 430 | 409 | +21 | 地域事業原価 | 351 | 390 | △40 |
Jリーグ分配金 | 240 | 245 | △6 | 強化費用 | 1,515 | 1,458 | +58 |
その他収入 | 248 | 129 | +119 | 育成費用 | 162 | 151 | +11 |
その他原価 | 160 | 161 | △2 | ||||
人件費・販管費 | 556 | 551 | +5 | ||||
収 益 計 | 3,663 | 3,249 | +415 | 費用計 | 3,336 | 3,251 | +85 |
営業利益 | 328 | △2 | +330 | ||||
経常利益 | 340 | 4 | +336 |
四捨五入のため、見かけ上の計算不一致あり