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【タイ遠征レポート⑨】エスパルスSS U-15選抜

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いよいよタイ遠征も最終日を迎えました。その前に、前日の晩、こんなことがありました。
選手たちが夕食を終えるころ、エスパルスジュニアユース出身で現在タイのスパンブリーFCでプレーする赤星貴文選手が激励に駆けつけてくれました。Jリーグの他、海外の数々のクラブで活躍する経験を持つ赤星選手は、
「言われたことだけやるのではなく、自分自身で問題を見つけて解決し、自分の武器を知り、道を切り開いていって欲しい。また、サッカーはチームスポーツだから人間性も重要。そういう選手が生き残っていく」
と熱く語り、選手たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。

さて、最終日の対戦相手はパタヤユナイテッドでした。勝てば
7位となる試合であり、このチームで戦う最後のゲームでもあります。選手たちは今まで以上に良い準備をして試合に臨もうとしていました。
前半4分。望月斗弥がドリブルで抜け出し先制点を奪うことに成功しました。その後もサイドに追い込んでボールを奪い、次々とチャンスを作り出していきました。このゲームでは、ボールを奪った後に相手ディフェンスラインの背後を狙うだけでなく、サイドハーフやサイドバックが空いているスペースでボールを受けて攻撃の起点となる回数も増え、選手たちの成長が感じられたゲームとなりました。
しかし、前半
25分。センターサークル付近からの相手フリーキックからスーパーゴールを決められ、同点とされてしまいます。そして、その直後の前半26分、望月文がドリブルで抜け出し追加点を奪い、2−1の勝ち越しに成功しました。

後半。相手はロングボールを蹴り込んでチャンスを作ろうとしましたが、我慢強くしっかりと対応してそのまま逃げ切り、2−1の勝利を収めることができました。

大会の結果は7位。昨年の準優勝から今年は優勝を目標にしていたことを考えると無念なところもあります。しかし、選手たちはこのタイ遠征で数多くの成長を見せてくれました。サッカーに対する姿勢、準備の大切さ、相手の状況(ディフェンスラインの配置、高さ、攻撃のパターン)に合わせてのプレーの選択などに成長を感じました。また、経験した事をさらに自分自身で考え、今後のトレーニング、ゲーム、過ごし方などに反映して、その意味を2倍3倍と膨らめることと思います。そして、連日30度を超える真夏のタイでの経験は精神的にもタフにさせてくれたと思います。

最後に、この大会の参加にあたって、多くの方々のご協力、ご支援をいただきました。現地でも鈴与タイランド社員の皆様などにサポートを頂きとても心強く感じました。スタッフ一同、感謝申しあげます。本当に有難うございました。

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