5月19日(日)エスパルスドリームフィールド富士にて、『JFAなでしこひろば富士 by清水エスパルス』を開催しました。キッズの部で4名、小学生の部で14名の参加をいただきました。

キッズの部では、初めに「とおせんぼ鬼ごっこ」をしました。とおせんぼをしているコーチにタッチされないように宝物を持って帰ってくるというルールで行いました。コーチがいない所を見つけ速く走ろうとする姿が印象的でした。また、「コーチが後ろを向いているうちに逃げちゃう！！」とどうしたら捕まらないのかを考えながら活動してくれていたと思います。

次にサーキット形式で動きづくりや、キックの練習をしました。コーンにボールを当てるキックは、初めは難しそうにしていましたが、楽しみながら何度も取り組み、少しずつコーンにキックが当たるようになり、キックも強くなっていきました。練習したキックを生かして、シュートにもチャレンジしました。コーチがGKに入り、コーチに止められないようにシュートを決めることを意識して行いました。コーチがいない所にキックしようと何度も練習していました。

試合前にはコーチも一緒に入り1対1の対決を行いました。負けてしまい、悔しさを見せる子もいました。でもその分、勝った時には笑顔を見せてくれました。短い時間の中でも勝って嬉しい、負けて悔しいという気持ちを感じてもらえたように思いました。そして最後に試合を行いました。ゴールが決まるとコーチやチームの仲間とハイタッチをして喜び合いました。お母さんお父さんからも温かい声援が送られ、試合は6-5の大接戦となりました。

小学生の部では、まず「こおりおに」をしました。コーチ3人が鬼というルールで行いました。コーチに捕まらないように一生懸命逃げていました。コーチに捕まってしまっても、友達が助けてくれた！と話してくれたり、一回も捕まらずに逃げた子もいたり、みんなで協力して取り組んでいました。

次にドリブルやキックの練習をしました。ドリブルでは、いろいろな種類のものにチャレンジしました。丁寧にボールを触ってドリブルすることを意識しましたが、慣れてくるとだんだんと少しスピードを上げることにもチャレンジする子がいました。コーンや友達にぶつからないように集中して練習していました。

キックの練習はシュート形式のトレーニングをした後、コーンをキックで倒し中に隠れている宝物の数をグループで競うという対決もしました。コーンによっては一気に5ポイントゲットできたり、ハズレもあったり、1位は17ポイントも集め、2つのグループが優勝しました。

最後には3チームに分かれ1点交代形式で試合を行いました。点を入れられてしまって、試合をしていない時には、チームの仲間で作戦を話し合っていました。1年生～5年生が同じチームになっていたので、上級生が中心となって下級生に声をかける姿がとても印象に残っています。

また、活動終了の時に新しい友達ができたという声を聞くことができ、コーチたちはとても嬉しく思いました。活動を通して、サッカーが好きな女の子が交流できる場を今後も作っていきたいと思います。

今回のなでしこひろば富士に参加していただいた皆様、ありがとうございました。次回はエスパルスドリームフィールド清水での開催を予定しております。今後もなでしこひろば及びエスパルスサッカースクールをよろしくお願いいたします。