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■小学3、4年生対象 ゲームスクール
日付:9月20日(日)
会場:エスパルスドリームフィールド清水
対象:清水エリア(静岡瀬名・清水)スクール生/小学3~4年生
9月20日(日)SDF清水にて3年生、4年生を対象にゲームスクールを実施いたしました。清水スクールの24名が参加をしてくれました。
今回のゲームスクールでは、3対3、4対4、6対6と3種類のゲームを行い、人数が多くなる中でも「常にゲームに関わり続けること」をテーマに取り組んでいきました。
初めのウォーミングアップは6人組に分かれての鬼ごっこからスタート。
ここではいつ鬼に追われても対応できるよう常に準備をし続けることを伝えました。初めは準備が遅く鬼に捕まることもたくさんありましたが、ポイントを理解した後はアラートな状態をキープし鬼に捕まることなく逃げ切れるグループもありました。
短い時間でアップを済ませ、いよいよゲームへ。
1つ目の3対3では「攻撃はゴールを目指すこと」、「守備はボールを奪いに行くこと」を意識してゲームに臨みました。
また、ボールを持っていない選手はどこでボールを受けたらゴールを目指しやすいかを「相手、ゴール、ボールを観て探してみよう」と伝えると子どもたちは自分でベストな位置取りを探しながらゲームに関わろうとしている様子がうかがえました。
続いての4対4のゲームでは、3対3で行ったボールを持っていない選手の関わり方を復習しながら攻守の切り替えを素早くすることにもチャレンジしていきました。
サッカーにおいてプレーを連続させることは極めて重要なことです。こどもたちは相手より少しでも素早く切り替える意識が徐々に出来てきて運動量も増え、良いゲームへとなっていきました。
最後の6対6のゲームではフットサルコート2面を合わせて全面でゲームを行いました。
コートの大きさも普段のスクールではあまり経験したことのない大きさで動揺はあったものの、ボールを受ける場所の探し方や攻守の切り替えを意識して積極的にチャレンジし続けていました。たくさんのゴールも決まり、大いに盛り上がりをみせたゲーム展開となりました。
今回のゲームスクールでは3種類のゲームをしていく中で自分がどうゲームに関わっていくかに重点を置きました。サッカーはプロサッカー選手でも1人がボールに触る時間は多い選手でも約3分と言われています。
スペインのアトレティコマドリードの監督であるシメオネ監督も「ボールを持っている時間よりもボールを持っていない時間のほうが長い。だからボールがない時間で上手くスペースを埋めなければならない。つまり、皆がボールを愛するこのゲームには、実はボールがない」という言葉を残しています。
ゲーム中はボールを持っていない時間をどう考え、どうプレーするかでボールを持った時の輝きが変わるということをスクール生のみんなにも伝えていければと思います。
今回参加していただいた皆様ありがとうございました。

鬼ごっこの様子①
鬼ごっこの様子②
3対3①
3対3②
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4対4②