5月4日(水)と5日(木)にエスパルスドリームフィールド藤枝にて『1DaySchool』を実施し、1~2年生24名/3~4年生17名の選手たちが参加してくれました。
今回の活動では「自分で観て、大切なポイントを見つけ考えて行動する」とテーマを設定。
その中で、サッカーはどのように成り立っているのかを、「速さ」を基準にみなで考えました。
速いほうがいいのか?遅いほうがいいのか?という問いに、「速い方がいい」と答えていた選手たち。
コーチからの、「それは本当なの?」という問いかけに、選手たちはじっくり考えて発言し、議論が交わされました。
そこで、ゴールを目的として、相手ボールを素早く奪いに行くことと、ボールを奪ったら1番速くゴールへ辿り着ける方法を考えることの二つに整理しました。
午前中のトレーニングでは、ボールだけをみて自分の状況がどうなっているのかわからず、意図なく前へボールを運んだことで、奪われる場面が多くありました。しかし、コーチから「今回の活動テーマを思い出そう!」と声を掛けられ、ゴール方向を確認しプレーを選ぶ様子が見えました。
午後のミーティングでは自分のプレーの良かったところ、思うようにできなかったところの振り返りを行いました。
自分のプレーを振り返り、説明することは簡単なことではないと思います。その中で「なぜ?いつ?どうやって?」と少しずつ話を進め、この時はどうしたらいいのか、自分の考えをまとめ、整理してから午後のトレーニングにはいりました。
午後のトレーニングでは、自分たちで振り返りをしたことにより、さらにプレーの変化がありました。
例えば、午前中にボールを簡単に相手にボールを奪われてしまった場面。顔をあげて周りの状況を把握してプレーすることで、ゴールまで到達できるようになるなど、様々な変化がありました。
最後のゲームでは一日で得た、「自分の目で観て、大切なポイントを導き出しプレーすること」を意識してプレーすることで、それが失敗であっても何度も奪い返して、ゴールを目指す姿が何度も見られました。
今後の日々のトレーニングでも、どうすればもっと良いプレーができるのか、プレーの振り返りを行ってみてください!
「1DaySchool」にご参加いただき、誠にありがとうございました。エスパルスサッカースクールでは、今後もこのような活動を行ってまいります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。