■デフキッズサッカー教室

日付：７月10日(日)

会場：富士市立高校グラウンド

対象：聴覚障がい児３歳児～6年生

7月10日(日)富士市立高校グラウンドにて、デフ（聴覚障がい）キッズサッカー教室を行いました。

雨予報でしたが、子どもたちの想いが届き教室を行うことができました。今回の参加者は10名の子どもと12名のボランティア高校生に参加いただきました。

前回は子どもたちが高校生に甘える姿が目立ち、自分たちでプレーする雰囲気をあまり作れなかったため、内容を少し変え行いました。いつもはペアを組んで行っていましたが、今回はペアを作らず一緒にプレーすることにより、子どもたちは自ら動きだし、選手のように戦うシーンがたくさんありました。

1対1や2対2などの対人練習後に試合を行いましたが、子どもたちの真剣にボールを追いかける姿がカッコよかったです。また、試合終了後も「まだまだやる！もう一回やる！」などの声を聞けたことが本当に嬉しく、我々スタッフの心に残っています。

活動終了後には、保護者の方から聴覚障がいについていろいろな話をしていただきました。高校生がうなずきながら聞く場面もあり、いろいろと感じる部分があったのだと思います。

今回改めて、「縦・横・斜め」の関りがとても大切だと感じました。サポートいただいた富士市立高校学生の皆さま、NPO法人静岡FIDサッカー連盟の皆さま、誠にありがとうございました。私たちエスパルスはこれからも、一人でも多くの方がサッカーを通して笑顔になれるよう活動してまいります。「ボール一つでつながろう」を合言葉に、これからもよろしくお願いいたします。