■日付:10月26日(土)~27日(日)
■会場:富士宮ホテル時之栖/時之栖富士宮グラウンド
■対象:エスパルスサッカースクール駿東エリア(駿東、伊豆、御殿場)に通う小学3年生~6年生
昨年度に続き、2度目の開催となった秋のキャンプ。今回は、サッカーを含めた様々な活動を通じて自分を成長させるための気付きを得ること、また、サッカー人として、ひとりの人として、「自立」に向けた経験を積むことを目的に行いました。
キャンプ1日目の朝8時、子どもたちが集合したのはJR三島駅。電車や路線バスの公共交通機関を利用してキャンプ地に向かいます。
切符を買ったことのない子がほとんどでしたが、コーチに手順を教わり、自分で切符を購入しました。
子どもたちは「何番線から何時の電車に乗ればいいんだろう?」と時刻表とにらめっこ。反対方向の電車に乗らないよう気を付けていました。
電車内では、他の乗客の方に席を譲っていたスクール生がいました。誰かに言われたからではなく、自分から気付いて当たり前のように行動できたことが素晴らしかったです。
途中、乗り換えを挟みJR富士宮駅へ。そこから路線バスに乗り、ホテルに到着しました。
まずは、ホテルでミーティング。サッカーが上手くなるためには、普段の生活から「自立」が必要であること、サッカーと日常が繋がっていることを確認しました。
ミーティングを終え、昼食を取った後はグラウンドへ向かい、グループに分かれてトレーニング。
翌日のJクラブ交流戦に向けて、ミスを繰り返しながらも、成功を目指してプレーしていました。
ホテルに戻り、入浴を済ませて夕食。豪華なバイキング形式に子どもたちも嬉しそうでした。
そして、夕食後はお楽しみ会を開催し、クイズやジェスチャーゲームなど各種目の合計得点で優勝を競います。その日できたチームとは思えないほど、どのチームも協力していてチームワーク抜群でした!
お楽しみ会が終わり、翌日の予定を確認。
就寝前には自分たちで呼びかけ合い、交流戦に向けミーティングをしていたチームもあり、子どもたちが自ら考えて、仲間と実行し意見を出し合う姿が印象的でした。
キャンプ最終日、みんなで体操し、身体を起こした後に朝食を取りました。
Jクラブ交流戦に向け、準備は整いました。一人ひとりが試合でどんなプレーをしようか、イメージしながらグラウンドへ移動していきます。
3,4年生チームは湘南ベルマーレ、SC相模原と5,6年生チームはジュビロ磐田、SC相模原と対戦。
1,2試合目はなかなかゴールに向かうこと、ボールに関わることができませんでしたが、試合を重ねていくうちに、子どもたち自身がどうやったら得点できるか、失点しないかを仲間と考えて次の試合に活かしたことで、一人ひとりのゴールに向かう、ボールを奪う意識が増え、一進一退の攻防を見ることができました。
特にコンビネーションやみんなでパスをつないで相手を崩していくシーンなど、選手たちが自ら考え、行動やプレーでそれを示した姿から、2日間の成果を感じることができました。
素晴らしい相手との交流戦を終え、J1昇格をかけた試合に臨んでいるTOPチームの応援!
試合終了の瞬間、全員で喜びを分かち合いました。今後も忘れることのできない特別な日になったのではないでしょうか。
帰りも路線バス、電車を乗り継ぎJR三島駅へ。
車内では疲れ切って寝ている子もいましたが、トラブルなく全員で帰ることができました。
最後になりましたが、キャンプに参加いただいたスクール生、交流戦をしていただいたSC相模原、湘南ベルマーレ、ジュビロ磐田の皆様、快く背中を押してくださった保護者の皆様、誠にありがとうございました。
今回、子どもたちはサッカーを含めた様々な活動を通じて学びや気付きがあったと思います。その中で成功したこと、失敗したことを振り返り、それぞれが成長、自立していくためのひとつの経験としてこのキャンプが役立てば幸いです。
エスパルスサッカースクールでは今後もこのような機会を積極的に創出し、より子どもたちが成長できる環境を整えていきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。