駿東エリア
スクールブログ
今回は、中国から井上コーチ(いのコーチ)がブログを書きます。
現在私は、中国遼寧省瀋陽市(Shenyang)という場所にいます。
中国で何をしているかというと、エスパルスから初めて海外クラブチームに指導者派遣として中国に来ています。
今回のブログでは、約5ヵ月の海外での生活や李鉄足球倶楽部の話をさせてもらいます。
まず初めに、私が指導者派遣で来ているチーム名は『李鉄足球倶楽部』です。
クラブの立ち上げが2年程度で、まだ若いクラブチームです。
チームの代表、李鉄さん(りてつ)が日本サッカーや育成方法に興味をお持ちで、縁あってエスパルスと李鉄倶楽部の関係が進みました。李鉄代表は中国サッカー界では元代表選手として有名で、現在は中国スーパーリーグ 武漢FCの監督を務められており、指導者としても実績のある人です。
<U11/10集合写真>
私自身も、まさか海外で言葉が伝わらない子どもたちにサッカーの指導をするとは考えてもいませんでした。
最初は中国への派遣や生活に対して、正直不安しかありませんでした。
実際に中国に来て、交通量の多さや運転の激しさ、3日~4日に1回の停電や断水、道路の洪水など、日本とは違う事が多く苦労しました。しかし、クラブ関係者やスタッフ、選手や保護者が温かく迎えいれてくれたことで最近では生活にも慣れてきました。先入観や思い込みだけで決めつけてはいけないと改めて学びました。
今でも生活のなかで、言葉の壁、環境、音、におい、食べ物、気温(冬場はマイナス20℃になるらしい)など不便で、つらい部分は多くありますが、中国サッカーの強化やアジア諸国のレベルアップが日本サッカーやエスパルスの発展につながると信じて、日中の架け橋になれるよう責任感を持って中国の子どもたちにサッカーの指導をさせてもらっています。
<遼寧省リーグ戦、開会式の様子>
そして、サッカーは中国でも一番人気があるスポーツで、世界共通、多くの人が熱中し夢中になり、サッカーを通して素晴らしい仲間やつながりが出来ることを海外に来て身近に感じることが出来ました。また、サッカーを通して様々な経験が出来るものだなと改めて感じました。
遼寧省瀋陽市(Shenyang)は、中国東北地方の最大規模の都市であり、朝鮮半島やロシアに近く、多くの民族がいる地域です。歴史的な事では、旧満州国として日本と深く関わりのある街です。観光客も多く、瀋陽故宮や王朝時代の建造物や独自の文化の背景を感じながら生活を送っています。皆さんも機会があれば来てくださいね。
<練習風景>
李鉄足球倶楽部での私の役割は、青少年育成の責任者として、総監督の立場で現地のスタッフたちに対して指導実践を行い、直接選手たちにも指導をさせてもらっています。
国が違えば、選手や指導者の物事の考え方も捉え方も違うので、トレーニングの内容や設定、伝え方には工夫が必要で、本意が伝わりづらい事がある為、双方向のコミュニケーションを大切にすることを心掛けています。一方的に伝えるだけではなく、中国の現状を聞き、感じながら日本の良さを兼ね合わせて作り上げる作業は、大変な部分もありますが、とてもやりがいのある仕事だと感じながら、中国で指導をしています。
<指導実践の様子>
<スタッフ集合写真>
ここ、中国の李鉄足球倶楽部の選手や保護者、クラブ関係者全員が、清水エスパルスを応援してくれています。エスパルスの試合があった翌日には「勝ったね」、「北川選手が日本代表に選ばれた」「次の対戦相手は強いよ」など、エスパルスのニュースを私に教えてくれます。W杯の時期は、日本代表の応援もしてくれていました。とても嬉しく思いました。
スクール生のみんなもいつもエスパルスを応援してくれているけれど、中国にもエスパルスや、みんなを応援してくれている人がいる事を知ってくれたら嬉しいです。
コーチも海外で生活をしながらエスパルスを誇りに思い、エスパルスや李鉄クラブがより発展して、日中双方の未来の選手が競争し、成長してくれることを願っています。
それでは中国からみんなの活躍を期待しています。
『サイチェン(再見)』
<試合前の様子>
<李鉄代表と試合を観ながら中国語で雑談>
<施設>
<李鉄クラブ関係者・スタッフ>
<おまけ;中国茶を飲みながらスタッフ達とミーティング>
2018年12月のエントリー
アーカイブ
-
- 2024年
- 2024年
-
- 2023年
- 2023年
-
- 2022年
- 2022年
-
- 2021年
- 2021年
-
- 2020年
- 2020年
-
- 2019年
- 2019年
-
- 2018年
- 2018年
-
- 2017年
- 2017年
-
- 2016年
- 2016年
-
- 2015年
- 2015年
-
- 2014年
- 2014年
-
- 2013年
- 2013年
-
- 2012年
- 2012年
- お問い合わせ
-
駿東・伊豆・御殿場スクール
TEL:055-991-4166
受付時間:平日 11:00~20:00
富士・富士田子浦・富士宮スクール
TEL:0545-73-1156
受付時間:平日 11:00~20:00
清水スクール
TEL:054-361-1156
受付時間:平日 10:00~18:00
静岡スクール
TEL:054-654-1156
受付時間:平日 11:00~20:00
藤枝・吉田・島田・榛原・相良スクール
TEL:054-634-3411
受付時間:平日 11:00~20:00
REGIONAL BUSINESS SUPPORTING PARTNERS
FUJI・FUJINOMIYA AREA
富士・富士宮地区エスパルス地域事業応援団
~富士・富士宮地区から日本代表を!清水エスパルスSS富士Jr.ユースを応援する会~
- アオノ
- And.S
- 紙リサイクルで地球緑化
稲葉 - イワマワークス
- ウキシマメディカル
- 梅沢鋳工
- 株式会社エイワンスポーツプラザ
- エスポット
- エンチョー
- 遠藤内科医院
- おうちCO-OP
- OAナガシマ(ZOA)
- オールドソーコプラス
- オグマ商会
- かぐやの里
メモリーホール富士 - 加藤脳神経外科
- KABUFUJI
- 有限会社カメラショップコミヤマ
- 川島商事
- KANBAN STUDIO
- 焼肉飯店 京昌園
- K-mix
- コアレックス信栄株式会社
- コーチョー
- 小林製作所
- 佐野機械
- サンコー防災
- 三和工務店
- シーエスディー研究所
- NPO法人 静岡FIDサッカー連盟
- 志田紙工㈱
- 篠原産業
- 上州金型部品
- 信興バス
- スズキ電工
- 鈴与商事 富士支店
- 誠信会
- ダイワ・エム・テイ
- タカキュー
- 田子の浦埠頭
- 田子の月
- 中央保険代理事務所
- 電器工房すず
- 東亜ビルサービス
- Twinklemate
- 東名グループ
- 特種東海エコロジー
- トヨタカローラ静岡株式会社 富士店・富士宮店
- 中川塗装
- 中北薬品株式会社 富士支店
- 永松医院
- 人形のみやひで 富士店
- フジアーク
- 富士酸素工業株式会社
- 富士山ドリームビレッジ
- 富士市サッカー協会
- 富士スパイラル工業
- 富士整形外科病院
- 富士宮サッカー協会
- 富士ホンダ
- 船村興産倉庫
- 平和建設
- ホテルグランド富士
- ホリスティックケアAmour
- 丸進紙業株式会社
- マルスン
- 丸富製紙
- 三日市整形外科
- 株式会社山清倉庫
- 游山 沼津店
- 游山 富士宮店
- 夢工房C&S
- ラジオエフ
- リカー&フーズ宝来屋
IN EASTERN DISTRICT東部地区エスパルス地域事業応援団
- ジャストリビング御殿場
- 鈴与 御殿場支店
- 鈴与商事沼津支店
- 田村総業
- 協同組合 沼津卸商社センター
- 福松屋運送
- 総合人材サービスのベルキャリエール
- 山本矯正歯科
- 株式会社森工