永島昭浩、ロナウドらが加入し、1stステージ開幕から3連勝と最高のスタートを切ったエスパルス。第4節こそ延長Vゴール負けを喫したが、トニーニョの5戦連続ゴールなど破竹の7連勝を飾り、前半戦を首位で折り返した。
後半戦に入っても勢いは止まるところを知らず、チームは連勝を9まで伸ばす。このまま最終節まで首位を快走するかとも思われたが、ここからまさかの4連敗を喫してしまう。記憶に残る激闘となった鹿島アントラーズ戦を皮切りに、ヴェルディ川崎、横浜マリノスら強豪との連戦を落とし、まさに悪夢とも言える失速で首位から陥落。前年に続き、2度目のステージ2位という悔しさを味わった。
1stステージ終了後にはレオン監督が退任し、加藤久らの移籍も決定。2ndステージから迎え入れたリベリーノ監督のもとで再出発を図ったが、常に黒星先行という厳しい状況が続いた。終盤こそ4連勝と追い上げて勝率を5割に戻したが、年間順位は前年をひとつ下回る4位に終わった。