【イベントレポート】8月17日(火)『USA2021 勝手に静岡大会☆』に参加≪グランシップ大ホール≫

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8月17日、グランシップ大ホール「海」で行われた『勝手に静岡大会☆』に参加しました。

7月17日・18日に駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館で行われた「USA Japan All Star Challenge Competition 2021 EAST」にエントリーしておりましたが、都内に緊急事態宣言が発令されたことを受け、参加を断念し、映像審査の「USA Japan All Star Challenge Competition 2021 Virtual」バーチャル大会に切り替えました。

約2年ぶりのリアルな大会に胸を躍らせてた生徒たちのショックは大きく、モチベーションの維持も難しい中、何とか思い出に残る撮影会ができないものかと企画され、保護者様の協力を得て実現したイベントです。S-PULSE DANCE SCHOOLからは3チーム、静岡市内のDANCE studio「DANCE WAVE」から4チーム、藤枝市内のスポーツクラブ「TIPNESS藤枝」から2チーム、計9チームで撮影会をおこないました。

グランシップ大ホール『海』

練習用バックステージ

Jr.youth

小学4年生以上の選抜チーム「Jr.youth」は小学生のPom部門、Youth編成にエントリーしています。

1分半~2分以内で、演技の8割以上でPomを使用することが条件です。フォーメーションの変化や高低差などがある中で、ターンやキックなどのテクニックを行いながら、アームモーションの強さやタイミングなどがそろっていてPomが効果的に使えているか、見えているかを競う競技です。実施(表現や画一性、テクニックや音楽性)60点、コレオ(演出や振付、難度)40点の配点があり、100点満点の審査です。

現在Jr.youhのメンバーは小学4年生から6年生の12名。

この部門はエントリー数が多いので人数でも分類されていて、3~8名がSmall、9~14名がMedium、15~24名がLargeで、Jr,youthはMediumです。


競技大会へ参加している目的としては、全国の多くのチア仲間に会えることや、今ダンス・チアの競技人口が増えている中で、そのレベルや状況を知識として知ってほしいということと、お互いに応援しあうというチアスピリットを実感できる絶好の機会だからという点が大きく、今回、規模はだいぶ小さくなってしまいましたが、お互いの演技をみて応援しながら同じ空間で大会さながらの緊張感を体験することができたのは、良い経験になったと思います。

他のチームの演技を見ることで、自分自身のチームの弱点や強みに気付き、次の目標が見つかったようで、反省会では、「みんなキレがあって上手だった」「技がきまっていてすごかった」「笑顔で演技できてよかった」「緊張したけど良い演技ができた」等の感想があがっていました。


リハーサルの様子

Youth

中高生の選抜チーム「Youth」ですが、大会の区分では中学生の「Youth Jr.」高校生の「Youth Sr.」にわかれてエントリーしています。Jr.youth同様Pom部門のJunior編成とSenior編成です。小学生との違いは演技時間で1分45秒以上2分15秒以内とされていて、演技内に入っているテクニックはより難易度が増していきますし、体力も必要です。中学生の部門は小学生と同様に人数によっての分類もあり、Youth Jr.はMediumです。高校生は人数の区分はなく、3人以上24人以内であれば、同じカテゴリーで競います。


競技をメインとして活動しているチームにとっては、この夏のチャレンジ大会は新人大会にあたる大会で、新チームになって初めてエントリーする力試し的な意味合いのある大会ですが、ダンススクールは競技がメインではありませんので、この夏の大会が年間を通して唯一エントリーする競技大会です。中高生は特に全国的にレベルが高く、ジャンプやターン等の難易度が高いことに合わせて、フォーメーションチェンジや高低差などの展開も早く、かなり体力も使います。イベント出演などと並行しながら、みんなで協力して足運びやpomの位置、タイミングなどの練習を効率的に進めていかなければなりません。もちろんチーム内でレベルの差がありますし、怪我をすることもあります。そんな中でもチームの中で、何が出来るかを考えながら練習することで、個々のチアスピリットを育てながら、より強固なチーム作りをすることができるので、成績云々ということよりも競技大会に出場する意味は大きいと感じています。


中高生は自分自身のチームの演技の反省よりも、応援や他の場面での過ごし方の反省が多く出ていました。控室での過ごし方や他のチームの応援の仕方、感染予防を強く言われている中でのあいさつの仕方、コミュニケーションの取り方に関して、かなり迷いがあったようです。

リハーサルの様子

リハーサルの様子

GameTime

本番終了後に行われたGameTimeでの、盛り上げもその一つ。

チアリーダーはダンスをするというだけではなく、イベントやその会場を盛り上げるという役割があります。そのプレゼン的な意味合いも含めて、チアリーダーが集まるイベントや大会などでは、よくこのようなGame Timeが行われます。今回は景品をかけての大じゃんけん大会が行われましたが、その中での立ち振る舞いがもう少し、場を盛り上げることができたのではないかと、反省が出ていました。なかなかそういう機会がなかった今の中高生にとって、難しい課題ではありますが、前回のcampに引き続き、目の前のお客さん、サポーターを楽しませることができるアクションや声掛けなど、これからのイベント出演などの中で身に着けていってほしいと思います。

ポートレート撮影

大会終了後、ポートレート撮影を行いました。朝からの緊張と疲れで少し表情がかたくなってしまうかな?と心配でしたが、さすがの選抜クラス。笑顔と輝きは本物です。多くのイベントに出演してきた経験と、選抜クラスというプライドを感じられる堂々としたポージング。オレンジウェーブへの階段を確実に上がってきていますね。今後の活躍がますます楽しみになりました。


ポートレート撮影の様子

ポートレート撮影の様子

大会さながらの会場で、生徒たちの緊張した表情や、きらきらした笑顔を見ることができ、大変充実した一日を過ごすことができました。一日も早く子ども達が感染を気にせず過ごせる日常が戻ることを祈りつつ、このような状況下でもできる事を考えて、体験、経験を提供していきたいと思います。

関係者のみなさま、イベントにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。


設営を手伝っていただいた保護者の皆様ありがとうございました。

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