第1子が誕生したばかりの山本真希。自ら祝砲を決めろ! ©︎︎︎S-PULSE
リーグ戦17試合を消化し、折り返し時点で遂に6位浮上。 3位までは勝点3差、そして首位横浜Fマリノスとは勝点7差に迫っている。ハードな日程を乗り越え、新潟に勝利した選手たちには2日間のオフが与えられ、気分的にもリフレッシュできたようだ。しかし、ここで気を抜いては今までの努力が水の泡。気持ちを切り替え、ここからが真の勝負の始まりだということを全員が認識し、全力で目の前の敵に挑まなければならない。
対するセレッソ大阪の情報でまず頭に入れておきたいのは、今シーズンはホームでめっぽう弱いという現実だ。8試合行っており、わずかに1勝しかしていない。当然サポーターも相当のフラストレーションがたまっているだろう。しかも2連敗中。順位も13位で勝点は18。降格圏にいる16位甲府が勝点17であることから、もう後がない状況だ。とはいえ、ドン底かと思うと首位(当時)柏に5-0で勝利するなど、決して侮れない相手であることは確か。
数値データを見ると、心理的にあまりいい状況でないものが出てきた。失点の時間帯だ。開始直後の15分と、最後の15分が他の時間帯に比べて明らかに失点が多い。開始直後の失点で落ち込む回数が多く、たとえリードしていても試合終盤に失点しては、最もモチベーションが下がってしまう。試合終盤はどのチームも点を取りにくるから仕方がない部分はある。だが、立ち上がりの失点に関しては、セレッソほど顕著ではないものの、エスパルスにも同様の傾向があるだけに我が身と思い、特に試合の入り方には注意が必要だろう。
さらにセレッソのシーズン通算シュート数は259 なのに対し被シュートは167。エスパルスはシュート164に対し被シュートが201だ。1試合平均失点はエスパルスの方が少ないため、多くのシュートを打たれてもしっかり守っているということが分かるが、セレッソがシュートを撃たせないタイプであるということを考慮し、セットプレーやミドルレンジからのアタックも念頭に置いて戦いたい。
7月20日、育成年代からエスパルスで育ってきた山本真希に、待望の第一子である女の子が誕生した。真希の「真」の字をとり「真綿(まわた)」ちゃんと名付けられた。アウェイではあるが、最高のシチュエーションで得点し、ゆりかごダンスと勝利でお祝いしてあげよう。
公式ケータイサイトでは、アフシン ゴトビ監督の試合前日コメントを公開中!!
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Jリーグ ディビジョン1 第6節 vs鹿島アントラーズ
2011年7月23日(土)大阪長居スタジアム 19:00キックオフ
なおこの試合は、SkyPerfecTV!、e2、スカパー光で生中継
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