サッカーテニスに勝利し、ガッツポーズをする姜成浩選手。今日も明るい雰囲気で練習が行なわれていた ©︎︎︎S-PULSE
【キャンプレポート】2月12日(日)午前練習「1万円?」
昨日の寒さとは打って変わって、この日は雲こそ多いものの、トレーニング施設であるふれあいスポーツランドは風もなく、温かい陽射しに包まれた。
キャンプ2日目のトレーニングは入念なウォーミングアップから始まった。パス練習の間にストレッチを挟みながら身体が温まったら、少人数でのボール回し、さらにビブスをポジションごとに3色、4グループに分けて、サイドはダイレクトなどルールを設けたミニゲームを行なった。その後はポジションごとに分かれ、ストライカーは壁を3枚立てて、ゴール横からの折り返しにダイレクトシュート練習。
そのとき、ボールが足りなくなった高原がディドコーチに英語で「ボール5つお願い」と言ったら4つしか蹴ってくれない。「もう1個!」と声をかけると、なぜか返ってきたのは「1万円!」という叫び声だった。蹴ってもらえなかったボールは、他の選手が慌てて高原のもとへ。ムードメーカーのディドコーチは鹿児島に来てもマイペースだ。
この日はお天気もよかったせいか朝から多くの観客でにぎわっており、間近で響くプロの重みあるシュートにどよめきや歓声が沸いた。またキャンプには通常取材に来ている番記者以外にも、地元テレビ局やJリーグ公式ファンサイトなどの取材も入っており、様々なメディアが訪れている。特に鹿児島出身の岩下や八反田への取材リクエストは多く、地元の人々からもサインを求められていた。この日、八反田が地元鹿児島で幼稚園から小学校時代に所属していたドラゴンFCの子どもたちが練習場に見学を訪れ、練習後には八反田と記念撮影などを行なった。
チーム合流後は精力的に全体トレーニングを行なっている小林選手 ©︎︎︎S-PULSE
ゲーム形式の練習では絶妙なパスを連発した大前選手 ©︎︎︎S-PULSE
ユースから練習参加の石毛選手も堂々としたプレーを見せた ©︎︎︎S-PULSE
キレのあるプレーを見せる高木選手 ©︎︎︎S-PULSE
2年目のキャンプに橘選手も気合いが入る ©︎︎︎S-PULSE
昨年の経験を活かし、今季の飛躍を誓う鍋田選手 ©︎︎︎S-PULSE
ドラゴンFCの後輩に激励の言葉を送る八反田選手 ©︎︎︎S-PULSE
八反田選手を囲み、ドラゴンFCの選手・関係者の方との記念撮影 ©︎︎︎S-PULSE