明けましておめでとうございます。2008年、応援ありがとうございました。

　振り返ると、プロ2年目の2008年は人間的にもサッカーにおいても大きくレベルアップした1年になりました。1年目は、出場機会がなかなかなくて苦しかったけど、ひたむきにやってようやくチャンスを与えられて、モノにしないといけないと思ってプレーしてきました。それが昨季のプレーや結果につながって、改めて“継続”は自分の力になることを感じました。

　昨季最も印象に残っている試合は、アウェイのFC東京戦(10/4)です。特にこの試合にかける想いは強く、より一層気持ちが入っていました。いろいろなことが重なってめぐり合わせで先発としてのチャンスが来た試合で、自分も点が取れて、それが昨季自身のベストゴールだと思っています。その他、サポーターの皆さんは静岡ダービー(5/3)の印象が残っているのかもしれません。もちろんダービーでのゴールも大きいです。あと、個人的にはダメだった試合としてアウェイの川崎戦(7/17)が挙げられます。オカ(岡崎)に代わって後半から出場しましたが、自分のプレーが本当にダメで、以降メンバーから外れました。それがあって、さらに奮起した記憶があります。

　来季こそは「日本一」という目標を達成したいと思います。ナビスコカップ決勝で負けたことはショックでした。エスパルスは今、タイトルを狙える位置にいます。だからこそ、得点やアシスト、前線からの守備など、何でもいいのでチームの勝利に貢献したいと強く思います。FWなので、何度失敗しても果敢に相手に向かっていき、途中出場ならば試合の流れを変えられるようにどんどん仕掛けていきたいです。

　サポーターの皆さんには、たくさん応援していただいて本当に感謝しています。自分が試合に出るとき歓声が起こると気持ちが昂るし、期待されていることを感じるからこそ、日頃の練習から頑張れます。今季も試合で活躍できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。