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予選突破のためにも絶対に勝っておきたいホーム2戦目。揺るぎない自信と若い力で、横浜F・マリノスを倒せ!
ここまで公式戦4連勝、ホームアウスタでも4連勝中のエスパルス。ヤマザキナビスコカップ予選では、初戦に勝利し、他チームよりも1試合消化が少ない中でBグループ2位に立っている。ただ、この試合が終わると残りの4戦でアウェイが3試合となるため、何としても勝点3を取って、予選突破に向けて大きく前進しておかなければならないのが、この横浜FM戦の位置づけだ。
そのためにゴトビ監督は、
「現時点でいちばんシャープな11人で戦う。それがサポーターにとっては良いサプライズになるかもしれない」
と語っており、9日間で3試合という日程を考えても、モチベーションもコンディションも高い若手が何人か起用されることになりそうだ。
今回はいわゆるベストメンバー規定が適用されるため、前回の新潟戦ほど大胆なメンバー変更はできないが、石毛秀樹、白崎凌兵、犬飼智也といった18歳以下の選手たちが再び出場機会を得る可能性も大いにある。そうなれば、前回よりも緊張感や硬さのとれた彼らがどんなパフォーマンスを見せてくれるのかが楽しみとなる。新潟戦でクラブ史上最年少デビューを飾った石毛は、今節も指揮官がスタメン出場を明言しており、
「イージーミスを減らして、チャンスがあれば点も取りたい」
と強い意欲を見せている。
センターフォワードは、高原直泰が怪我から復帰し、ジミー フランサも徐々にコンディションを上げ、伊藤 翔も虎視眈々とポジションを狙っており、競争が激化している。ただ、3人とも今季は未だノーゴール。結果を出せば評価が一気に上がるポジションだけに、この試合で誰がチャンスを得て大きな一仕事を成し遂げるかという部分にも注目したい。
また、もし出場となればもう1人の楽しみな存在は、アンカーとして新境地を拓こうとしている姜 成浩だ。新潟戦では先発フル出場し、中盤でパス回しのリズムを高めるという面では、村松大輔を上回る持ち味を発揮した。本人も
「当たったときの身体の強さとか、中盤での高さとかビルドアップとか、自分の強みで勝負していきたい」
と語っており、「何より試合に勝つことが大事」と結果にも非常にこだわっている。
もちろん、どの選手にも共通している意識が「誰が出ても自分たちのサッカーをする」ということ。その自信も十分に備わっているので、エスパルスらしいサッカーで結果を出すということが、この試合でも最大のテーマになる。
対戦相手の横浜F・マリノスは、今季のJ1で唯一ここまで公式戦での勝利がない。現在は流れが良くない状況だが、力のある選手が揃っているため1つきっかけをつかめば一気に復活するだけのポテンシャルを持っているので、そのきっかけを与えないことが重要になる。また、初勝利は喉から手が出るほど欲しいはずだが、リーグ戦での勝利を優先してこの試合ではメンバーを少し変えてくる可能性もある。そんな中で、若い選手が伸び伸びと思い切りプレーすれば、かえってその方が恐いという場合もあるだろう。
さらに、守備―特にに最後の砦は非常に強固で、セットプレーも強い。エスパルスにとってはやりにくいタイプの相手と言えるだろう。したがって、相手が守備を固めてきた場合でも、それをしっかりと攻め崩すだけの攻撃が必要になる。そう考えると、やはりこれまでの勝利と同様に、自分たちのサッカーでゲームを支配し、決めるべきところを決めて、相手に付け入るスキを与えないという展開が求められる一戦。
「我々は実に魅力的なサッカーをするので、なるべく多くの人に来てもらい、若い選手たちをサポートしてほしい」
というアフシン ゴトビ監督の言葉を信じて、ぜひアウスタに足を運び若い選手たちに勇気と力を与えてほしい!
公式ケータイサイトでは、アフシン ゴトビ監督と選手の前日コメントを公開!!
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2012 Jリーグヤマザキナビスコカップ
グループステージ
第6節 vs横浜F・マリノス
4月18日(水)19:00キックオフ
@アウトソーシングスタジアム日本平
テレビ/ラジオ中継
SkyPerfecTV!、e2、スカパー光
公式ケータイサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。
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