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約1ケ月ぶりとなる天皇杯の2戦目。13日(土)にはJリーグヤマザキナビスコカップの大一番が控えているが、この試合も絶対に勝って4回戦に進まなければいけない戦いであることに変わりはない。
対戦相手は、現在J2で7位の東京ヴェルディ。最終的に6位以内に入れば新制度の「J1昇格プレーオフ」に出場できるため、残り5試合で6位以上、あわよくば2位以上(自動昇格)に食い込むことを目指して熱い戦いを繰り広げている。またJ2でもっとも多く得点しているチームでもある(37試合59得点)。
エスパルスはこの連戦で最高の結果を残すため、どんな選手起用をするかという部分が注目されるが、それは東京Vも同じ。J2リーグ戦も日程が詰まっているため、リーグ戦とまったく同じメンバーではない可能性もある。しかし、多少メンバーが変わったとしても、J2の上位チームだけに少しでも油断すれば足下をすくわれてしまうだろう。
東京Vの育成組織出身で、一昨年まで所属していた高木俊幸は、東京Vの特徴を次のように語る。
「基本的に伝統は変えないから、細かくつないでくるタイプのチームだし、そういう上手さがあって恐い部分もあると思う。同じパスサッカーでも、うちはシンプルにつなぐのに対して、ヴェルディはもう少しトリッキーに回してくるかも。でも、しっかりとつなぐという面ではうちのほうが勝れると思う」
そう考えると、エスパルスがアウスタで自分たちらしいサッカーができれば、試合の主導権は握れるだろう。それは誰が試合に出ても同じことだし、誰が出てもエスパルスらしいサッカーができるように、選手たちはしっかりと練習を積んでいる。
となると、ゴトビ監督がメンバーの変更を示唆している中で、出番を得た選手たちが試合を決めるプレーができるかどうかという部分が最大の注目点となる。前回の天皇杯2回戦でプロ初のハットトリックという素晴らしい結果を残した白崎凌兵も、この試合にかける想いは強い。
「自分にとってもチャンスだと思うし、天皇杯で自分たちが試合に出て勝つことで、チーム内に良い刺激が出てくると思う。相手はJ2でも上のほうにいる良いチームだけど、自分たちがやることをやれば、結果はついてくると思う。とにかく結果にこだわって、しっかりと戦いたい」
白崎の他にも出番に飢えている選手は多く、2回戦は登録が間に合わずに出場できなかった三吉聖王も今回は準備万端。メンバーが多少変わったとしても、若手からベテランまでバランスのとれたチームを作ることができ、選手たちのモチベーションは非常に高い。
天皇杯でも勿論、優勝だけを目指して戦っているので、12月15日の4回戦に進むために、選手・サポーターともに結果にこだわって熱く闘い抜くだけだ。
公式ケータイサイトでは、アフシン ゴトビ監督の前日コメントを公開!!
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第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦
vs東京ヴェルディ
10月10日(水)19:00キックオフ
@アウトソーシングスタジアム日本平
テレビ/ラジオ中継
なし
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