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【川崎戦プレビュー】<br>良い流れを継続し、さらに加速させるために、チーム全体の力でナビスコカップ初勝利を!

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土曜日のJ1第5節鳥栖戦でようやく今季初勝利を掴んだエスパルス。そこから静岡に戻る飛行機では、強風による恐怖体験をした一同だが、その強風と刺激で嫌な流れはすべて空に捨ててきたとも言える。そして今度は、Jリーグヤマザキナビスコカップの予選で初勝利を挙げ、予選突破に向けての逆襲をスタートする番だ。

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つ勝ったことで、やはり今週の選手たちの表情は明るくなっている。練習はまだ非公開が続いているが、グラウンドから離れていても選手たちの活発な声が聞こえてくる。今は、
「選手たちに練習に集中させ、自分たちの仕事にだけ焦点を当てさせるために練習を非公開にしている。ファン・サポーターに対しては申し訳なく思っているし、今は彼らが練習場にいないのが寂しいので、できるだけ早く公開できるようにしたい」
とゴトビ監督は語っており、そのためにも鳥栖戦から土曜日の静岡ダービーまで3連勝することが、今のエスパルスにとって最も重要なミッションだ。

それに向けて、鳥栖戦ではまず守備で大きな手応えを掴むことができた。
「3ラインをコンパクトに保って、セカンドボールもよく拾えていたし、組織でしっかり守れた」
とDFリーダーの平岡康裕が語る通り、今まで中盤で相手にスペースを与えてしまっていた問題点が改善され、今季初の無失点試合を達成。その平岡は、空中戦に強い鳥栖の豊田にほとんど競り負けず、李記帝はケガからの復帰戦で安定したパフォーマンスを発揮、ヨンアピンも調子を上げてきた。川崎Fのようにパスをつないでポゼッションしてくる相手に対しても、中盤をコンパクトに保って、局面局面での1対1で負けなければ、相手に決定機を作らせない守備ができるはずだ。セットプレー時の守備も安定してきているので、鳥栖戦の感覚を継続できれば、守備で自分たちのリズムを作ることができるはずだ。

ただ今節は8日間で3連戦の2試合目で、いわゆるベストメンバー規定も適用される中、どのようなメンバーで試合に臨むかが、ゴトビ監督にとっても非常に難しい判断になる。スタメンを予想するのは難しいが、ファン・ポーターにとってはそれも楽しみのひとつとなる。
「ここでチャンスを得た選手たちも、責任感を持って良いパフォーマンスを見せなければいけない」(ゴトビ監督)
ということで、出場した全員が責任を持って自分の仕事をしっかりと果たすことが、まずは重要になる。そのうえで良い守備を継続させ、得点をいかに奪うかが勝利のカギを握る。
「守備は連動してきているので、良い形でボールを奪って良い攻撃につなげたい。クロスやラストパス、シュートの精度を上げることも大事」(河井陽介)
という部分は、誰が出ても確実にやらなければいけない。

対戦相手の川崎フロンターレは、リーグ戦3分2敗といまだ勝利がないが、ヤマザキナビスコカップ予選ではホームで磐田に勝って1勝1敗の4位。結果は出ていないが、試合内容がそれほど悪いわけではなく、何よりも
「川崎Fには非常に良い選手が揃っている」
とゴトビ監督も地力を認める相手。鳥栖とは対照的にロングボールをあまり使わずにパスをきっちりつないでくるチームだが、まずはエスパルスが自分たちのサッカーをしっかりと遂行することが大事なのは変わらない。

また川崎Fの指揮官は、八反田康平や瀬沼優司の筑波大学時代の恩師である風間八宏監督。
「出場できたらプロとして(風間監督と)初対戦なのですごく楽しみ。風間さんの前で良いプレーをしたいという気持ちが強いし、是非ゴールにつながるプレーをしたい」
と八反田は語る。この試合で出場機会を得る選手たちも、自分の力を示したいという想いが非常に強いはず。それぞれの熱い想いをプラスアルファの力にして、チーム全体の力で今大会初勝利を掴み取るべきアウェイ決戦だ。

 


 公式モバイルサイトでは、ゴトビ監督の前日コメントを公開!!



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2013 Jリーグヤマザキナビスコカップ
グループステージ第4節

清水エスパルス vs 川崎フロンターレ
4月10日(水)19:00キックオフ 
@等々力陸上競技場 

<テレビ/ラジオ中継>
スカパー!(Ch.802)
スカパー!プレミアムサービス(Ch.586)
 
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