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【仙台戦プレビュー】<br>不利な条件を逆に自分たちのエネルギーに変え、今季もホームで仙台を倒せ!

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23日間で7試合という非常にハードスケジュールの最終戦は、順位表のトップハーフかボトムハーフか、どちらの状況で6週間の中断期間を迎えられるかを分ける大事な一戦。対戦相手は、その意味で同し状況にいるベガルタ仙台。エスパルスにとってはホームで負けなし(4勝1分)の相性の良い相手だが、今節はエスパルスに不利な要素もあり、これまで以上に頑張りが求められる正念場だ。

エスパルスの現時点での成績は、4勝3分5敗(勝点15)の11位。仙台の方は4勝4分3敗(勝点16)の8位(1試合未消化)。エスパルスがこの試合に勝てば、勝敗が5分となり、暫定で最低でも10位に上がり、他チームの結果によっては8位(トップハーフ)に上がれる可能性がある。
「ホームで勝って良い形で中断期間を迎えたいので、全力で勝点3を取りにいく」(村松大輔)
というのは、チーム全員に共通する強い想いだ。

ただし、今節はエースのバレーが出場停止、カルフィン ヨンアピンもまだ別メニュー調整が続いている。さらに、エスパルスが23日間で7試合目なのに対して、仙台は5月に入って(25日間で)5試合目。先週も今週も水曜日に試合がなく、コンディション的にはかなりフレッシュな状態だ。どちらもハードワークが売り物のチームだが、その面ではかなり不利な状況にある。

しかし、
「この試合が終われば休みがあるので、全力で戦えるし、良いゲームができると思う」(河井陽介)
という言葉どおり、もうひと踏ん張りできるモチベーションはある。また、攻撃面でバレーに頼れない状況なだけに、より全員で戦わなければならないという意識が高くなり、逆に大きな力を発揮できるのではないかという面もあり、河井自身もそれを「楽しみにしている」と語る。

また、高木俊幸が復帰できそうだという明るいニュースもある。木曜日の練習試合に45分間出場(1ゴール)しており、仙台戦の日(5/25)がちょうど誕生日になるため、バースデーゴール&今季初ゴールに向けて大いに燃えている。

リーグ2戦目の先発が予想される瀬沼優司も、中断前に何とか初ゴールを取っておきたいという気持ちは同じ。
「チャンスボールやこぼれ球を狙ってゴール前に入り続けていれば必ずチャンスは巡ってくると思うので、それをやり続けたい」
と精神的な迷いもない。あとは高木や他の選手も含めて、訪れたチャンスでどれだけ冷静にシュートを打てるかという部分だけだ。

仙台は伝統的に堅守速攻を得意とするチーム。今季はここまで11試合で14失点と例年より失点がやや多めだが、それは初挑戦したACLの影響も大きいと考えられる。その証拠にACLが終わった(グループリーグ敗退)5月以降のリーグ戦は2勝1分で、得点4/失点1。持ち前の堅守を取り戻し、カウンター攻撃の迫力も増している。ひと度カウンターの好機を迎えると、何人もの選手が怒濤のように攻め上がってくるので、それが仙台のもっとも恐い部分だ。体力面で不利なエスパルスとしては、カウンターを浴びる回数を少なくすることが何よりも重要になる。その意味では、セーフティーにプレーする部分と、思い切ってチャレンジする部分とのバランスが難しくなるが、選手たちもそのことはよく分かっているので、彼らの戦術眼と勇気を信じたい。

もちろん、セットプレーも勝敗を分ける大きな要素であり、毎回言っていることだが集中力が大事な試合。疲れている中で集中力を維持することは、口で言うほど簡単ではないので、そんな時こそいつも以上にサポーターの支えが重要になる。リーグ戦再開後はアウェイ2連戦となるため、次にアイスタでエスパルスを見ることができるのは7週後となる。その前に、是非ホーム・アイスタに足を運んで、熱いサポートであと1歩、あと1メートル足が動くよう選手たちを奮い立たせて欲しい!






公式モバイルサイトでは、監督と選手の前日コメントを公開!!


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2013 Jリーグディビジョン1 第13節
Go☆Go☆5 第5戦
「メルセデス・ベンツ マッチデー」
清水エスパルス vs ベガルタ仙台
5月25日(土)14:00キックオフ 
@IAIスタジアム日本平 

<テレビ/ラジオ中継>
・スカパー!(Ch.800)、スカパー!プレミアムサービス(Ch.580)、スカパー標準画質(Ch.180)
・SBSテレビ
・SBSラジオ
・仙台シティエフエム

 
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