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【柏戦プレビュー】<br>明確に見えてきた自分たちのスタイルを継続し、決めるべきところを決めて、今度こそ柏を倒せ!

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大分に快勝、再開後の初勝利によって勢いづくエスパルス。リーグ戦の折り返し(第17節)となる今節・柏戦に勝利すれば、勝敗を五分に戻すことができる。柏に対しては5連敗
中だが、ここで勝利すればさらに自信を掴み、大きな波に乗ることができる大事な1戦だ。

今のエスパルスにとって、大分戦は今まで取り組んできたことが間違いではなかったということを、改めて確認できたゲームだった。
「ここ3試合(名古屋戦、鹿島戦、大分戦)で、我々が成長してきた兆候を試合の中で出せていると思う。コンビネーションができる自信や、我々がやりたいサッカーの兆候が出ていた。それが最初の13試合では継続的に出せていなかった」(ゴトビ監督)
という部分が、大分戦ではより多く表われ、結果にも結びついた。

大分の基本布陣は3バックだが、守備のときには両サイドが下がって5バックになり、中盤4人、最終ライン5人で守備のブロックを作って守ってきた。今までならそういった相手に攻めあぐねることが多かったが、先の試合では多彩なコンビネーションで攻め崩し、裏を取る場面も多く作り、数多くの決定機に結びつけていた。

「(攻撃の)組み立ては中断明けからだいぶ進歩が見られているし、それが今日はより良い形を見せられたので自信につながると思う」
と語る杉山浩太が、ボランチの位置で素晴らしいゲームコントロールとパス、そしてハードな守備を披露。そして竹内 涼が、右サイドやトップ下でこれまで以上のプレーを見せたことによって、新たな基本布陣の確立も予感できた。今節柏戦の最大のテーマは、大分戦のサッカーを継続して今季2度目の連勝を果たすことだ。

ただし、個の力が高い柏が相手となると、大分戦ほど1対1の局面で優位に立つことは難しいであろう。今季の柏はACLの影響もあり、リーグ戦7勝2分7敗の9位ともうひとつだが、ACLでは日本勢で唯一ノックアウトステージ(決勝トーナメント)に勝ち上がっており、戦力的な低下は見られない。今回の東アジア杯の日本代表にも鈴木大輔と工藤壮人の2人が選出されており、日本人選手の成長も見られる。エースのレアンドロ・ドミンゲスがまだケガから復帰しておらず、DF近藤直也が出場停止だが、工藤やジョルジ ワグネル、田中順也など恐さのある選手はまだまだ多い。また、勝負所の見極め方や、様々な状況の経験値などでも、若いエスパルスを上回っていることは否定できない。

そんな相手に対しても、ゴトビ監督は
「柏であろうと大宮であろうと関係ない。正しい姿勢で試合に臨み、90分間しっかりと組織を作り、1人ひとりが自分のやるべきことにしっかりと集中していくこと。それらが正しくできれば、我々にとって良い試合になる」
と自信を見せる。

大分戦では、吉田 豊が裏へのランニングを何度もくり返し、平岡康裕はセットプレーから2得点。河井陽介やバレーはゴールに向かって非常に貪欲な姿勢を見せ、ヨンアピンは試合勘を取り戻してくるなど、個々を見ても調子を上げてきている選手が多い。柏に対して、
「苦手意識はまったくない」
とゴトビ監督は言い切る。

あとは、アウェイでも恐れず、ひるまず、1対1でも攻守に積極的に仕掛けて、自分たちのサッカーをやり抜くだけだ!





公式モバイルサイトでは、監督の前日コメントを公開!!


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2013 Jリーグディビジョン1 第17節

清水エスパルス vs 柏レイソル
7月17日(水)19:00キックオフ 
@日立柏サッカー場 

<テレビ/ラジオ中継>
・スカパー!(Ch.244)、スカパー!プレミアムサービス(Ch.606)、スカパー標準画質(Ch.300)

公式ケータイサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。


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