【キャンプレポート】2月8日（土）午後練習

午後からは少し風が出てきたが、好天に恵まれ、過ごしやすい。キャンプ初の土曜日ということで、県内外から多くのサポーターが練習場に駆け付けた。国分キャンプ時代から毎年来てくださっている鹿児島の方もおり、エスパルスがお世話になった年月の分だけ、第二の故郷・鹿児島との絆が深まっているように思う。

午後からはアジリティ用の用具をつかって、バレーのコートを作り、グループ対抗フットバレーとなった。最初になぜか杉山浩太がコートの位置を主張。「あっちいけよ！」の応戦となったが、最後は吉田豊に「オマエがあっちいけ！」とバッサリ言われて、なぜか素直に折れて笑いを誘った。和気あいあいとした雰囲気の中で勝利にひたすらこだわるチーム。サポーターを味方につけるチーム。どうやっても勝てないチームなど、それぞれの特徴が出ていた。

その後はボール回しを行い、身体を温めてから、先日も行ったフットサルサイズのコートを隣り合わせに2つ設置。ゴールを4つにした横に長いピッチを作り、変則コートの中で11対11を行った。
メンバーは高木純平、杉山浩太、本田拓也、六平光成、村田和哉、長沢駿、高木俊幸、李記帝とゴールキーパー2人。対するもう1チームは吉田豊、大前元紀、竹内涼、ノヴァコヴィッチ、高木善朗、村松大輔、平岡康裕、河井陽介とゴールキーパー2人という組み合わせだった。

縦にコンパクトな状態でワイドにボールを動かしながらゴールを狙う。中盤が間延びしてしまい、中央や裏を取られて失点という場面が続いているだけに、強制的にコンパクトな状態で攻撃だけでなく、守備的部分での意識付けや味方との距離感を身体で覚えることができる。いよいよキャンプも終盤に突入。いい雰囲気で終えるためには明後日のトレーニングマッチで内容、結果ともに手ごたえを感じたい。

練習終わりには、見学に訪れた人々との写真撮影やサインに応じていた選手たち。練習場からロッカーまでの200メートルほどは、境目なく、市民やサポーターのみなさんの中を歩きながら移動するキャンプならではの光景だ。明日は日曜日。鹿児島市のサッカー少年を対象にしたサッカー教室も予定されており、より多くのみなさんとふれあう機会が増えそうだ。

※その他写真は、ページ最下部をご覧ください。

●【キャンプレポート】2月8日（土）午前練習
●【キャンプレポート】2月8日（土）選手コメント
●【キャンプレポート】2月8日（土）監督コメント
●【キャンプレポート】2月8日（土）「キャンプ地鹿児島で50回目のバースデー」

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