実物は見たことがあるけど、乗ったことはない。
 
そんな方も多いのではないでしょうか。私もその一人でした。時之栖ではセグウェイを体験することができます。
 
ただ、この未知の乗り物に乗るには、約20分の講習を受けなければいけません。ひざ当て、肘当て、ヘルメットを装着し、準備が整ったら、セグウェイについての説明があります。セグウェイは重さ約60kgの物体で、乗っている人を合わせると100kgを越えます（体重制限があり、45kg～118kgの方が対象となっています）。場合によっては重大な事故につながりかねないという危機意識を持たなければいけません。
 
それからようやく乗ることになります。腰が引けた状態で乗ると後ろに下がってしまうので、重心は真ん中に。しばらくすると、止まっていられるようになりました。
 
受付前の広場にコーンを置いて、講師の方に見本を見せてもらいながら、ジグザグに進んでみます。スムーズに操作するのはなかなか難しい。セグウェイは、バーを前に倒すと前に進み、斜め右に倒すと斜め右に進むというような直観的な動きをします。そして左右どちらかバーを真横に倒すと、ぐるっと360度回転し、ターンができます。後ろに倒してのバックはしないようにということでした。
 
さらに、ちょっとした段差の越え方、枝が飛び出している場合のよけ方など、実際に起こり得る細かいシチュエーションごとの対処法を練習し、講習は終了。ついに、敷地内を自由に乗り回すことができます。
 
セグウェイは公道を走ることができません。移動できるのは敷地内だけです。それでも、この広い時之栖の中だけでもかなり距離があり、充分に楽しむことができます。ホテルまでの道を進み、ターンをして戻ってみる。地面をすべるように進み、さらに体を前に倒してみると、かなりのスピードがでます。ただ、調子に乗ると、車のスピードを抑制する段差でかなりの衝撃を受けてしまいますので、その辺は注意が必要です。歩いている人に指をさされるなど、かなりの注目を浴びながら園内を動き回ると、制限時間の20分はあっという間。「もっと乗りたかったな…」と思いながら、セグウェイ初体験は終わりました。
 
時之栖では他よりもお手頃価格で乗ることができ、またしっかりとした講習があるので初めての方でも安心して乗ることができます。まだ乗ったことがない方は、是非乗ってみてはいかがでしょう。



御殿場高原時之栖（ときのすみか） 公式サイト

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