本日、静岡市内で伊藤翔選手の新加入記者会見が行なわれました。会見の際のコメントは以下の通りです。


◆(株)エスパルス 代表取締役社長 早川 巖

伊藤選手は、これからの日本を背負って立つプレーヤーの一人ということで、まさにワールドカップが始まった渦中で、こうした加入会見ができることを、エスパルスとしても大変意義のあることですし、大きな喜びで迎えています。

伊藤選手のプロフィールを簡単に紹介させていただきますと、1988年7月24日の生まれで、たまたま私と同じ誕生日でビックリしました。身長、体重は、184cm、74kg。血液型はAB型。サッカー歴は、中京大学附属中京高から(フランスの)グルノーブル・フット38で3年半ほど活躍され、主な代表歴ではU-15からずっと日本代表です。

フランスでは3年半の間にケガなどもあって、出場機会に恵まれなかったようですが、5試合ほどの実績があります。いろいろな国から来た選手たちと激しいポジション争いや練習を繰り返した中で、若く感受性の強い年代に貴重な体験をして日本に帰ってきて、これからどんなプレーとフィーリングを見せてくれるのか、本当に大きな期待をしています。

エスパルスも若い選手が多いので、その中に入って切磋琢磨していくことで、伊藤選手がエスパルスを選んで良かったなと言われるような成長をしてもらいたいと思います。また、エスパルスの若い選手にも、いろんな意味で刺激を与えてもらえるのではないかと期待しています。この移籍はエスパルスにとっても、大変価値のあるものになるのではないかと思っています。

日本代表は今、カメルーン戦を明日に控えて準備をしていますが、次代の日本サッカーを背負う一人であることは間違いないと思いますし、それにふさわしいプレーヤーに育つように、我々も彼をいろいろとサポートしていきたいです。現場と一体となって、ぜひ伊藤選手の将来を光あるものにしていきたいと思います。多くのクラブから(加入の)勧誘を受けたようですが、我々エスパルスを選んでもらったことを、伊藤選手に感謝したいと思いますし、その期待に応えていきたいと思っています。


◆伊藤　翔選手

こんにちは。今回、清水エスパルスに移籍することになった伊藤翔です。

まずは、長谷川健太監督の下、現在(リーグ戦)1位という前半シーズンで実績のあるチームに入ることができて光栄です。清水エスパルスに入ることができてうれしく思いますし、ここで人間としてもサッカー選手としても、一回りも二回りも成長できるように、僕自身も頑張っていかなければいけないと思っています。

また、このような加入会見をやることによって、自分の気持ちも引き締まる思いですし、これからさらに頑張っていかなければいけないという気になるので、ケガなくしっかりとやっていきたいです。

僕の身近な目標として、エスパルスでまず試合に出て活躍して、エスパルスから日本代表に入れるように、まずそこを目指して頑張っていきたいと思います。

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