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敗戦を悔やんでばかりはいられない。リーグ前節から中3日で今度はカップ戦が再開する。これまでJリーグヤマザキナビスコカップでは1勝も挙げられておらず、決勝トーナメント進出のためには、どうしても勝たなければいけない試合だ。
エスパルスは、直近のリーグ名古屋戦では、開始早々からビハインドを負った戦い方になってしまった。前半6分にスローインから小川佳純の落としに、松田力のシュートで失点。
「先制点を奪われるのが早すぎた」(本田)
と序盤から試合を難しくしてしまった。その失点から立ち直ることができず、18分に永井謙佑に追加点を許す。ハーフタイムで起死回生を狙い村田和哉、ミッチェル デュークを投入するも、後半開始早々にミスから川又堅碁に決められ3点目。終了直前にようやく相手の背後を狙う攻撃が実を結び、村田和哉が1点を返すのがやっとだった。
「今までは『良い内容を続けていれば結果はついてくる』と言い続けていたが、あのゲームでは結果が付いてこない」(大榎監督)
水曜日は、エスパルスらしさを出せなかった試合からの出直しになる。
対戦相手の仙台は今週のリーグ戦で、川崎Fとシュートの打ち合いを演じた。前半28分にウイルソンが相手のクリアボールをつめて先制。後半に入って川崎Fの小林悠のゴールなどで2点を入れられ逆転されるが、多々良敦斗の豪快なミドルシュートで同点に追いつく。最後は大久保嘉人に決められ敗れはしたものの、終わってみればシュート数は川崎Fの22本に対して仙台も20本のシュートを放っており、果敢に攻める仙台攻撃陣の迫力を見せた試合だった。
エスパルスは今季、仙台とはリーグ第4節で対戦している。前半、村田のクロスから白崎凌兵のヘディングでJ1初ゴールを挙げて先制するも、後半62分にウイルソンのゴールで追いつかれ、さらにアディショナルタイムに渡部博文に逆転のゴールを許して敗れている。
これまで相性の良かった仙台にリーグ戦で2連敗。昨年の対戦もアウェイで勝ち点を手にするまで、あとわずかに迫りながら敗れてしまい、
「1度負けている仙台には負ける訳にはいかない」(大榎監督)
とプライドをかけた戦いになる。
今週から3週続けて、1週間に2試合ずつ行われるハードな日程が続く。ここを乗り越えるためには、総力戦になることは必至。その中で大榎監督も、
「勝てるメンバーを考えていく」
と、メンバーを構成していくようだ。この連戦中にチームとしても団結し、全員で苦難を乗り越えていきたい。その最初の試合となる、このヤマザキナビスコカップでは3連敗と出足が悪いが、
「(決勝トーナメント進出の)可能性が無い訳ではない。残り試合を全力で戦う」(大榎監督)
可能性のある限り、最後まで全力で戦うのみだ!
公式モバイルサイトでは、大榎克己監督と選手のコメントを公開!!
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Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第4節
4月22日(水)19:00キックオフ
清水エスパルス vs ベガルタ仙台
@IAIスタジアム日本平
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