NEWSニュース

【キャンプレポート】7月2日(木)午前練習

ボール回しの様子 ©︎︎︎S-PULSE

雨は弱まり小雨程度となったグラウンドでキャンプ2日目の午前練習がスタートした。

最初のメニューは4人一組でパス回し。カーペットと芝では感覚が違う。やはり選手たちにとって、芝生の上でサッカーをするのが一番のようだ。コンビネーションを加えて少し複雑化すると、今度は徐々に距離を広げていく。ロングパスを一人が落として、またロングパスと基礎練習を怠らない。

今日のアップメニューで変わったところは、5メートル四方のスペースに鬼が一人入り、残った選手は鬼にボールを取られないように、対面までドリブルで駆け抜ける。ラインを超えるまで、鬼はしつこくボールに寄せる。鬼以外の8人は次々とコート内でドリブルを開始しており、鬼も休む暇なくボールを奪いに行っていた。

その間GK陣は、アダウトの10連発シュートに、次々に反応する練習をしていた。それは昨日の天候では出来なかったもの。右に左に、GK陣は倒れても倒れても、その都度起き上がりボールへの執念を見せていた。

平岡康裕、ミッチェル デュークはスタートから別メニュー調整となっており、白崎凌兵もこのメニューを最後に別メニュー調整となった。ここからは、GKを含めてシュート練習だ。

まずは、ゴール前で2対3と守備側の数的不利な状況からの守備練習。守備陣の1人がサイドでボールを持つ選手に寄せ、もう1人が、中央に走り込む選手をケアする。そうなると逆サイドにはフリーな選手が1人余っている。そこからどう守るかがテーマのようだ。

「数的不利だけど、奪うチャンスは逃さないように」

内田一夫コーチの声が飛び、守備2人の集中を促した。また、反対のハーフコートでも同じことが行われており、こちらは古邊考功コーチが3人目にボールが出た時のボールへの寄せ方について丁寧に指導している。また、これは2対3という形になっているが、GKを含めて実際は3対3とも言える。

「GKが飛び出した時に、周りの選手はどう動くんだ?」

大榎克己監督の指示も飛ぶ。攻撃側は、数的有利な状況を最大限活用して、パスをつなぎシュートに持ち込む。この日、攻撃側のシュートがゴールに決まる場面が多かったように思える。環境が変わり、ゴール前にも落ち着きが出たのだろうか。

最後は人数を増やしてゴール前で4対4。クロスをクリアしたあとの場面を想定した練習だ。相手ボールになり、3バックとアンカーはどう動くのか。ラインを上げるのか、下げるのか。

「ペナルティーエリアの中でもラインを調整しよう」

と大榎監督はラインコントロールを細部まで要求した。

左サイドでボールを展開し、右の大外で待ち受けた高木善朗が、ワントラップから左足でコースを狙ったシュートを決め、午前練習は終わり。シュートが決まるようになったと確信に変わるような、午前練習の終わり方だった。

※午後練習はグラウンドが「時の栖裾野グラウンドB1・B2」に変更となりました。



※その他写真は、ページ最下部をご覧ください。


【キャンプレポート】7月2日(木)午後練習

========================================
公式モバイルサイトでは、キャンプ期間中、オリジナルコンテンツを配信中!!
エスパルスのキャンプ情報はモバイルサイトでお楽しみください♪



【キャンプコンテンツ】

選手コメント
トレーニングでの手応えや2ndシーズンへの意気込みを語る!
監督コメン
2ndシーズンに向けての大榎イズムに迫る!
御殿場日記
三保日記の御殿場篇。選手達の素顔に迫ります!
スタッフのお仕事~キャンプ特別編~
普段知り得ないスタッフの一日に密着!
写メラマン(御殿場篇)
選手が“カメラマン”ならぬ“写メラマン”となって、貴重なオフショットをお届け!


●エスパルス公式モバイルサイトへのアクセス方法はこちら
========================================

ウォーミングアップでヘディングする福村貴幸選手 ©︎︎︎S-PULSE

積極的なプレーで順調さをアピールするヨンアピン選手 ©︎︎︎S-PULSE

DFラインのコントロールについてコーチングする大榎監督 ©︎︎︎S-PULSE

水谷選手と激しくボールを奪い合う長沢選手 ©︎︎︎S-PULSE

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース