12月6日(月)、東京・JCBホールにてJリーグの年間表彰式『2010Jリーグアウォーズ』が開催され、清水エスパルスからは長谷川健太監督、平岡康裕選手、藤本淳吾選手、岡崎慎司選手の4名が出席し、藤本選手がベストイレブンを、アウトソーシングスタジアム日本平がJリーグベストピッチ賞を受賞しました。

　なお、エスパルスの所属選手がベストイレブンに選出されるのは、昨年度(岡崎慎司選手)に続いて2年連続、アウトソーシングスタジアム日本平がJリーグベストピッチ賞を受賞するのは、3年連続4回目となります。

●藤本淳吾選手のコメント
―新人王以来のステージですが?
嬉しいです。

―今年は少し悔しいシーズンになってしまったと思いますが?
そうですね。例年通りの結果になってしまい、僕自身も大事なところで仕事ができなかったので、もっと練習して、もっと上手くなりたいと思います。

―リーグ戦でのゴール数がチーム得点王に並んでいますが？
それは良かったです。

―ベストイレブンに選ばれるとは思ってなかった？
はい、思っていませんでした。びっくりしています。ケガから復帰して、嫁さんや子供もそうだし、自分の両親、嫁の両親、監督をはじめチームのみんなに感謝したいと思います。

―今季で最後となる長谷川監督から学んだものは？
練習から全力ということ。練習でやれないことは、試合でもやれないと言われ続けてきました。本当に気持ちの面で強くしてもらえたと思います。

―ベストイレブンに選ばれたことの自覚は？
今まで影に隠れてやってる感じはあったので、これからは常に見られていることを意識しながらやっていきたいです。自分が引っ張っていくという想いも必要だと思うので、そこをもっと前面に出して、上手くなれるように頑張っていきたいです。


※「優秀選手賞」
J1 18クラブの監督および選手による「ベストイレブン」の投票結果をもとに各ポジションの投票数の上位から選出する。
対象選手：出場試合数 2010JリーグJ1リーグ戦17試合以上

※「ベストイレブン」
「優秀選手賞」の中から活躍が顕著だった選手11名(GKは1名、外国籍選手は3名以内。ただし、アジア枠として1 名まで追加を認める)を選考委員会にて決定する。
対象選手：出場試合数 2010JリーグJ1リーグ戦17試合以上

※「Jリーグベストピッチ賞」
リーグ戦において、J1：9試合以上、J2：10試合以上のホームゲームを開催したJクラブのホームスタジアムの内、マッチコミッショナーの評価を基に、ピッチが優秀と認められたスタジアムをチェアマンが決定する。


以下、表彰一覧（敬称略）

【最優秀選手賞】
楢崎正剛(名古屋)

【ベストイレブン】※優秀選手賞を受賞した29名の中から選出
GK 楢崎正剛(名古屋)
DF 田中マルクス闘莉王(名古屋)
DF 増川隆洋(名古屋)
DF 槙野智章(広島)
MF 中村憲剛(川崎)
MF マルシオ リシャルデス(新潟)
MF 藤本淳吾(清水)
MF ダニルソン(名古屋)
MF 遠藤保仁(G大阪)
FW 前田遼一(磐田)
FW ケネディ(名古屋)

【得点王】
前田遼一(磐田)
ケネディ(名古屋)

【ベストヤングプレーヤー賞】
宇佐美貴史(G大阪)

【フェアプレー賞 高円宮杯】
サンフレッチェ広島

【フェアプレー賞(J1)】
モンテディオ山形
横浜F・マリノス

【フェアプレー賞(J2)】
該当クラブなし

【フェアプレー個人賞】
槙野智章(広島)

【最優秀監督賞】
ストイコビッチ(名古屋)

【最優秀主審賞】
西村雄一

【優秀副審賞】
相樂　亨

【Jリーグベストピッチ賞】
日産スタジアム
アウトソーシングスタジアム日本平

【功労選手賞/功労賞】
該当者なし

【最優秀育成クラブ賞】
FC東京