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【山口戦プレビュー】~前半戦終了まで残り2試合を突っ走ろう!~

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第15節群馬戦から5戦負けなしが続いている。しかし、そのうち引き分けが2つ。そこで失った勝ち点4は、これから取り返さなくてはいけない勝ち点だ。特に前節はもったいない試合になってしまった。

前節ホーム2連戦の2試合目、同じくオリジナル10の千葉と対戦となった。序盤からゲームを支配し、17分に鄭大世が直接FKを沈めてエスパルスが先制。しかし、その直後の21分、一瞬の隙を突かれて今季初先発となったオナイウ阿道に決められて同点に追いつかれる。後半開始から猛攻を仕掛けるエスパルスだったが、ゴールを決めることができない。逆に終了間際には千葉に決定的なピンチを与えてしまい何とか防いだものの、3連勝は遠く、勝ち点1を手にすることがやっとだった。先制直後の失点、さらに決めるべき時に決められなかったという、これまでの課題が再び顔をのぞかせた試合だった。

一方、山口は前節ホームに水戸を迎えた。前々節京都戦でシュート3本に終わった反省からか、前半から積極的に攻撃を仕掛ける。31分にはエリア内にこぼれたボールを庄司悦大がシュート。これはポストに当たって得点にはならず。逆に42分には、水戸の反撃。佐藤和弘が三島康平の落としにミドルシュート。こちらもポストに当たり、今度は山口が助けられる番になった。後半開始から水戸にペースを掴まれていたが、74分、右サイドの小池龍太のグラウンダーのクロスに、三幸秀稔が中央でスルー。フリーになった福満隆貴がワントラップからニアサイドに決めた。山口は90分にも、福満のクロスに原口拓人のヘディングがポストに当たり、こぼれ球を小池が連続ボレーで狙うなど、最後までゴールを脅かし続けた。これで、山口は3試合ぶりの勝利。

このように、山口はリーグで3位の27得点を誇る攻撃陣がストロングポイントとなる。昨季J3全36試合で32得点という岸田和人は今季途中に怪我で離脱もあったが、11試合出場で4得点とJ2でも得点をじわじわと奪っている。また、J2ナンバー1の57本のシュートを放っている福満は隙あらばゴールを狙っており、前節も25分にハーフライン付近からロングシュートを放ったように、気を緩めることができない。

ただ、山口の守備に関して小林伸二監督は、
守備についてはマンツーマンに近いところがあって、(相手は)食いついてくると思うので、そこを理解しながら、自分たちが動いたスペースをどう使うのかが分かれば、裏をとることができる
と断言。また山口の失点パターンを見ると、セットプレーからの失点が多い。

映像を見ていると、セットプレーでやられているシーンも多いので、自分もそろそろ決めたい」(犬飼智也)
と気合いが入っている。いまだ得点ができていないディフェンス陣の得点も期待だ。前節、犬飼はコーナーキックに合わせたが、強く叩きつけすぎてクロスバーを超えた。ただ、ゴールに近づいていることは間違いないだろう。先制、さらに追加点という前節できなかった展開に持ち込む流れを作りたいところだ。山口は27得点という得点力も、守備では27失点を喫している。群馬戦の8得点ということもあったが、リーグで31得点と最多得点のエスパルスにとって、無失点に抑えられさえすれば勝機は高い。

前半折り返しまではあと2試合。このアウェイ2連戦で2連勝は必須だ。特に今節は順位が1つ上、さらに勝ち点差1の山口が相手。今季J3から昇格し勢いに乗る相手を倒し、順位を上げて前半戦を最後まで突っ走ろう!

 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2016明治安田生命J2リーグ 第20節   
6月26日(日)18:00キックオフ 

レノファ山口 vs 清水エスパルス
@維新百年記念公園陸上競技場

<テレビ/ラジオ中継>
スカパー!(ch.801)/スカパー!プレミアムサービス(ch.581)

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