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【岐阜戦プレビュー】~内容と結果を備えて前半戦のリベンジだ!~

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岐阜は、ラモス瑠偉監督との契約を解除し、コーチの吉田恵新監督が就任。岐阜はそれまで5連敗を喫しており、チームの巻き返しを図って挑んだ前節札幌戦だった。

ところが、早々に先制してしまう。7分、縦パスを受けたジュリーニョに都倉賢とワンツーで抜け出されると、岐阜守備陣を完全に翻弄。これを左足で決められ、出鼻をくじかれる。さらにジュリーニョには24分にも約25mはあろうかという豪快なミドルシュートも決められてしまう。攻撃の手を緩めない札幌は32分、今度は内村圭宏にペナルティエリア外からのミドルシュートを決められて3失点目。後半に入っても、75分には小野伸二のヒールパスを受けた中原彰吾がディフェンスを1人かわしてシュート。これがポストに当たり、跳ね返りをジュリーニョが押し込んでハットトリックを達成。84分には、自身2得点目となる内村のゴールで万事休す。0-5と岐阜は大敗を喫してしまった。

ただ、シュート数だけを見ていると、札幌の13本に対して岐阜は12本と負けていない。後半、CKから田代雅也、阿部正紀のシュートなどチャンスは作れている。点差ほどの内容ではなく、岐阜が1点でも返していれば勝敗は変化していたかもしれない。あとは決定力の差だけだった。また、これまでセットプレーから8得点を上げているように、エスパルスとしては油断をしては痛い目に遭うだろう。

岐阜は26日鳥栖から崔誠根を期限付き移籍で獲得。主に守備面に特長のある選手で、鳥栖時代でタッグを組んでいた吉田監督にとっても守備の構築の一つのポイントになるかもしれない。

吉田監督に対して小林伸二監督も、
「吉田監督は鳥栖時代も途中から監督になって、守備を安定させた。選手の特徴を上手く生かして作ってくると思うので、1周間かけてまた違う表現をしてくると思う」
と警戒している。

岐阜との前回対戦では、大前元紀が4分に直接フリーキックで幸先良く先制点を挙げたものの、27分に失点。後半巻き返しを図るも、元エスパルスの岡根直哉を投入した岐阜はシステムを3バックに変更してゴール前に強固な、そして分厚い壁を作ると、エスパルスの攻撃陣は為す術がなくなった。アウェイでドロー。悔しい印象を残して戻ってくることになった。

「最近は3バックとの対戦が多く、そこでも点を取っている。チームとして上手く機能するようになった」
と、小林伸二監督は前回対戦時よりも成長していることを強調。3バックに対する苦手意識もなくなり、しかも攻撃陣は絶好調でどんな相手であれ、得点を奪ってくれるだろう。

前節千葉戦は、滅諦に見ることができないようなゲームだった。2点先制するも、追いつかれ、逆転されながら、終盤はオウンゴール、そして後半アディショナルタイムの鄭大世のゴールで再逆転。千葉という前半戦で引き分けた相手に借りを返すことになった。

この劇的勝利はチームに勢いをつけたことは間違いない。だが、反省するところはたくさんある。今節も前半戦の対戦で引き分けてしまっているという千葉戦とほぼ同じ条件だ。よって、この試合も前半戦の借りを返さなければいけないのはもちろんだが、今度は結果と内容を揃えてリベンジとしていこう!



 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2016明治安田生命J2リーグ 第26節   
7月31日(日)18:00キックオフ 

清水エスパルス vs  FC岐阜
@IAIスタジアム日本平

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