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【町田戦プレビュー】~圧倒する戦いを見せよう!~

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リーグで負けられない戦いが続く中でも、特に負けられない相手、C大阪を前節アウェイ長居で18年ぶりに撃破した。気温が30度を超えるデーゲームでは、さすがに選手のプレーにも影響を及ぼす序盤。前線にパスをつないでボールを支配するも、前半終了時点でシュートはわずか3本。決定機を作るまでには至らなかった。さらに後半に入り、いざ攻撃を仕掛けるというところで先制点を奪われる。試合は難しくなった。しかし、そこで頼りになるのは途中出場の選手たちだった。89分、金子翔太のスルーパスに、相手ディフェンスの間をワントラップでぶち抜いた北川がGKと一対一を落ち着いて決めて同点。さらにアディショナルタイム4分、金子の落としに、エリア外から白崎が右足を振り抜き、ついに逆転。水戸戦に続いて、再び劇的勝利を演じることになった。

対する町田も苦しい戦いを制している。前節は東京Vとの「東京クラシック」。8分、右サイドから新加入の仲川輝人のクロスに、中村祐也が頭で合わせて序盤から流れを作る。さらに中村は、41分にも今度は左CKから再び頭で合わせて追加点。前半で2点リードを奪った町田だが、前半のうちにカルフィン ヨン ア ピンが警告2枚で退場しており、後半は苦しい展開となる。GK髙原寿康を中心として何とか耐えていたが、68分に失点すると、加勢した東京Vの猛攻に遭うことになった。それを最後まで耐え忍んだ町田は順位を一つ上げて、プレーオフ圏内1歩手前まで迫ってきている。

エスパルスは自動昇格圏内を、町田はプレーオフ圏内をと目指すところは違うが、ともに勝たなければいけないという意味では変わらない。今回も熱い戦いになることは間違いない。

前回対戦も激闘だった。立ち上がりから前掛かりの町田に対して、エスパルスはペースを掴むことができない。ようやく鄭大世が前線にボールを前に運ぶと、パスに走り込んだ白崎凌兵がエリアで倒されてPK獲得。11分、大前元紀が落ち着いて右に転がして先制する。しかし、その後も球際を激しく潰してくる町田は、エスパルスゴールに襲いかかる場面も見られた。そんな中でアクシデント。浮いたボールを追いかけた大前が相手選手と激突。残り時間、大前を失って戦うことになった。チームに暗い影が差し込むなか、82分、六平光成のロングパスに、相手ディフェンスの背後に抜け出した北川が素晴らしいワントラップからシュートを決めてリードを2点に広げる。終了間際にPKで1点を返されたものの、厳しい戦いを何とかものにした。

小林伸二監督は今の町田に対して、
全体的にコンパクトにして、攻守の切り替えが早いチーム。攻撃もシンプルで、ワンタッチで前やディフェンスの背後に入れてくるところに気をつけなければいけない
と小林伸二監督は見ている。エスパルスとしては、その密集したサイドから、一発で逆サイドを使うような戦いが求められている。町田の網に引っかかると、また厄介なことになってしまう。相手のスペースをどれだけ上手く使うのかがこの試合のカギになる。

前回対戦は、勝てたとは言え、ギリギリの戦いだった。また、ここ2勝も全て劇的勝利。このような試合に勝利を積み重ねることは確かに勢いがつくが、このような勝ち方が何度もできるとは限らない。今節は3試合ぶりのホーム。勝利はもちろんだが、内容も、試合展開にもこだわって、町田を圧倒するような戦いを見せよう!


 公式モバイルサイトでは、小林伸二監督と選手の試合前日コメントを公開!! 


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2016明治安田生命J2リーグ 第35節   
10月8日(土)15:00キックオフ 

清水エスパルス vs FC町田ゼルビア
@IAIスタジアム日本平

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スカパー!(ch.800)/スカパー!プレミアムサービス(ch.580)
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