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【イベントレポート】村田和哉選手がキャリア教育講演会に講師として参加(裾野市立西中学校)

キャリア教育講演会「人生最幸~村田和哉の夢の叶え方~」 ©︎︎︎S-PULSE

エスパルスの村田和哉選手が11月14日(月)に行われた、裾野市立西中学校創立70周年のキャリア教育講演会に講師として参加しました。

「人生最幸~村田和哉の夢の叶え方~」と題した講演会には、全校生徒と聴講希望の保護者、地域の方など総勢約600名が詰めかけました。会場の体育館にRAIJIN「雷神」が流れ、大きな拍手で迎えられ村田選手が入場。

講演会は、自身の半生を振り返りながら、都度のターニングポイントでのエピソードを例に挙げ、逆境や絶望があって今がある、と生徒に分かりやすく語りかけていきました。

大好きだった父親の死を乗り越え生徒会長になった中学校時代の話。

「プロサッカー選手になるために」と、進学校への推薦入学を周りの大反対を押し切って直前に進路変更、その結果、当時サッカー無名校ながら選手権優勝に輝いた話では、「自分の信じる道を進むこと」の大切さを伝えました。
また、影響を受けたサッカー部監督の言葉、「夢は持たないと、ノーチャンス」や、「日本一じゃなくて、世界を目指せ」等の言葉も紹介されました。

プロサッカー選手を目指しながらも教員になることも視野に入れて進学した大学時代の話では、「やらなきゃ損」という考え方から4年時にはキャプテンに就任したこと、在学中に3度も骨折するという逆境もそのおかげで治療中に今の奥さんに出会うという幸せが待っていた、等のエピソードが披露されました。

他にも、海外挑戦に失敗してサッカーで初めて絶望を味わったが、それでも「俺は大丈夫」とプラス思考を貫いた話、プレーするチームが無い時に最初に声をかけてくれたエスパルスに感謝し、地域貢献活動やファンサービスを積極的に取り組んでいる話など、こちらに書ききれないほどの盛りだくさんの内容となりました。

まとめとして、自作の格言『人生は、良い方向にしか進まない』を紹介し、下記を生徒たちに伝えました。

【人生のヒント】
・世の中にマイナスはない。
・出来事は1つだが、解釈は2つ。(プラスの方を選ぶ)

【みんなに伝えたいこと】
・夢を持つ=夢は力
・プラス思考に考えて、言葉をうまく使う。(声に出して言う)
・限界を作らない。
・チャレンジ、行動していく。

また、7年前から付けているという自身の夢ノートの中身も披露されました。その中に書いてあった「中学校の授業に行く」、「講演会をやる」が今日叶ったと喜び、小さな夢でもノートに書いたり言葉に出したりすることの大事さを、身を持って教えました。

冒頭、「ピッチに立つより緊張する」と話していましたが、その言葉とは裏腹に、自身が作成したパワーポイントを使いながら堂々とした立ち居振る舞いで、1人で70分間の講演をやり遂げました。
最後に質問コーナー、御礼の言葉、村田選手から記念品贈呈、写真撮影を行ない90分間の講演会は終了しました。


裾野市立西中学校の皆さま、お集まりいただいた保護者の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。

『人生は、良い方向にしか進まない』 ©︎︎︎S-PULSE

檀上から降りて生徒に語りかけます。 ©︎︎︎S-PULSE

講演の様子① ©︎︎︎S-PULSE

講演の様子② ©︎︎︎S-PULSE

生徒代表から御礼の言葉と花束が贈られました。 ©︎︎︎S-PULSE

村田選手から記念品の贈呈です。 ©︎︎︎S-PULSE

拍手喝采の中退場する村田選手 ©︎︎︎S-PULSE

講演後、サッカー部員だけが特別に集められ、再び熱い言葉を贈りました。 ©︎︎︎S-PULSE

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