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【広島戦プレビュー】~4戦ぶりのアイスタ勝利で、広島との差を広げる~

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エスパルスは天皇杯ラウンド16で川崎Fと対戦した。川崎Fとはリーグ第26節で0-3と敗れていることもあり、この試合はリベンジを誓って臨んだ試合だった。だが、8分に森本貴幸に先制ゴールを決められると、23分にミッチェル デュークのゴールで同点に追いついたものの、41分に再び森本のゴールで突き放される。後半に入っても、49分に森本にハットトリックとなる3点目を決められ、さらに窮地に。終了間際にもセットプレーから決定的な4点目を決められて敗れた。川崎Fを相手に公式戦2連敗となってしまった。

悔しいが、天皇杯は終わってしまったので、リーグで9位ということだけを考えてやっていきたい
と村田和哉が話すように、まずはこの中2日で行われるリーグ戦に向けて切り替えることが求められる。

一方の広島も天皇杯を戦っている。まず、横浜FMを相手に先制したのは広島。7分、コーナーキックのこぼれから皆川佑介が押し込んで先制。さらに、14分には、フェリペ シウバが中盤で受けてミドルシュート。これがゴールに突き刺さり追加点を挙げる。しかし、ここから横浜FMの猛攻を受ける。ウーゴ ヴィエイラが、54分にPKで、さらに終了間際の88分にもゴールを決めて試合は延長に。その延長も終了が近づいた120分。パントキックからヴィエイラが抜け出し、右コーナー付近から右足アウトキックで意表を突いたシュートを狙い、GK廣永遼太郎のニアを抜けてゴールに決まった。

すぐにリーグに切り替えなければいけないというところでは、エスパルスと同じ。ただ、延長を戦っていた分だけ、疲労は残っているはず。そこはエスパルスとしては有利に働くかもしれない。

広島は、メンバーを代えて天皇杯を戦ったが、その中でもゴールを決めたシウバは、リーグ前節C大阪戦でも途中出場からチーム唯一のゴールを決めて、勝利に導いている。その彼は、公式戦2試合連続ゴールを決めており、いま広島の中で勢いに乗っている選手だろう。さらにパトリックは、ここまで8試合の出場で2得点3アシストと期限付き移籍で広島にやってきてから、強烈なインパクトを残している。さらにアンデルソン ロペス。チーム最多の9得点を挙げている。攻撃陣の迫力はある。

また守備でもリーグ4試合で1失点。ヤン ヨンソン監督就任後、4バックに変更するなど守備の立て直しを図っている。新監督が指揮を執って以降、2失点以上喫した試合は2試合しかなく、大崩れもすることはない。1-0でも勝利できるチームになってきている。前半戦は2勝4分11敗と苦しんだが、後半戦に入って3勝4分2敗と、すでに前半の勝ち点を越えている。広島との前回対戦では、3月4日に行われた第2節アウェイでの戦いだった。53分に松原后が獲得したPKを鄭大世が決めて1-0で勝利した試合だ。この時より、手強いチームになっていることは間違いない。

ただ、エスパルスとしても攻守に復調の兆しが見えている。川崎Fとの2連戦は厳しい戦いになったが、その中でもメンバーは代わっていても、天皇杯では守備の面で戦えているシーンがあった。ボールの奪いどころがチームとしてはっきりしており、そこからカウンターを仕掛けるというところだ。チームとして守備が良くなってきたというのは、攻撃にも影響を与えることは間違いない。

広島は前回対戦時にはケガで欠場していた青山敏弘が今回は出場するだろう。彼を起点にボールをつなぐため、そこをどのように抑えるのか。そして、そこからどのように攻撃につなぐのか。リーグここ4試合シュートは1桁に抑えられている。むやみに打つ必要はないが、シュートを打たなければ得点はできない。前節、無得点に終わり、さらにホームでは現在3連敗中。ここで勝って、勝ち点5差に迫られている広島との差を広げていきたい。



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2017明治安田生命J1リーグ 第27節   
9月23日(土)15:00キックオフ 

清水エスパルス vs サンフレッチェ広島
@IAIスタジアム日本平

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