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【C大阪戦プレビュー】~今が中断期間の成果を試す時。ホーム3連勝で勢いに乗ろう~

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約2ヶ月中断していたリーグもいよいよ再開。エスパルスは現在勝ち点18で暫定10位という位置につけている。中断前最後のリーグ戦では、川崎Fに0-3と全く良さを出すことができずに敗れてしまった。リーグ前半戦の残り2試合、C大阪、G大阪の大阪勢の2連戦は是が非でも勝利が欲しいところだ。

11日に天皇杯3回戦が行われ甲府と対戦した。キャンプ最終日に行われた練習試合の浦和戦同様に、4バックの構成を右サイドバックにファン ソッコ、右のセンターバックに立田悠悟という新しい布陣のほか、フォワードを鄭大世からクリスランに入れ替えて臨んだ。しかし、立ち上がり7分、あっさりと先制点を許してしまう。左サイドのスペースにボールを出され太田修介が折り返すと、中央では2人の選手がフリーになっていた。対するは立田1人だけ。ここで田中佑昌がシュートを放つと、ボールはゴールの右に収まってしまった。相手はリーグ真っ只中という中で、エスパルスはこれが中断明け初戦。試合勘の違いが出てしまったと言えるのかもしれない。結局、最後までエスパルスらしさは見られずにシュート4本で敗戦。早々に天皇杯から姿を消すことになってしまった。

同じくC大阪も天皇杯3回戦に臨んでいる。C大阪は10分にショートパスをつないで最後は柿谷曜一朗のスルーパスから水沼宏太が抜け出して押し込み先制。さらに26分には右サイドを崩し、再び柿谷のクロスから清武弘嗣が頭で押し込んでリードを2点に広げる。さらに、後半アディショナルタイムには福満隆貴がダメ押しの3点目を決めて、危なげなく3回戦を突破している。

C大阪は、勝ち点26で暫定4位。しかも、今月25日に第14節鹿島を残しているという、他チームより1試合少ない状態での成績になっている。5試合負け無しで中断期間を迎えており、前述のように天皇杯も勝利で飾るなど状態は良さそうだ。さらに、ロシアW杯に帯同していた山口蛍、キム ジンヒョンなども復帰の見込み。天皇杯で負傷交代した柿谷の様子が気になるところだが、それでも今季から加入した元エスパルスの高木俊幸などタレントが揃っており、誰が来ても脅威は変わらない。

ただ、エスパルスとしては、C大阪は相性の良い相手と言える。昨季の第21節ホームでの対戦は、前半2点リードを許したが、後半に入り金子翔太のゴールで1点を返すと、60分には北川航也がスローインから反転してシュートを決めて同点。さらに73分に左サイドの松原后からのクロスを、北川がヒールで決めるというスーパーゴールで逆転勝利している。さらに16年のJ2第35節のアウェイゲームもそうだ。1点リードを許し試合は終盤に。ここで交代出場の北川がゴールを決めて同点にすると、アディショナルタイムに白崎凌兵のミドルシュートが炸裂して逆転勝利を収めた。この勝利からエスパルスは波に乗り、最終的に9連勝を挙げて、一気にJ1まで駆け上がることになった。近年は劇的な試合を演じ、そこで勝利している。

エスパルスとしては中断期間の成果を試す時。ホーム3連勝を成し遂げ、勢いに乗って後半戦もスタートダッシュを決めよう。



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2018明治安田生命J1リーグ 第16節   
7月18日(水)19:00キックオフ 

清水エスパルス vs セレッソ大阪
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/静岡放送

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