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【横浜FM戦プレビュー】~「荒れない試合」で今季初の3連勝へ~

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今節エスパルスは14年以来の3連勝を目指して戦う。中断明けからの第16節、第17節で2連勝をしているチームは、FC東京、川崎Fそしてエスパルスの3チームのみ。中断明けに最も調子を上げているチームの1つと言えるだろう。

エスパルスは前節G大阪とアウェイで試合を行った。序盤にいきなりコーナーキックから三浦弦太のヘディングシュートで肝を冷やすことになったが、それ以降は落ち着きを取り戻すと、27分に素早いパス交換から北川航也がエリア内で倒されてPKをゲット。これを自ら沈めて先制点を奪う。
後半に入りクリスランが負傷でピッチを外れると、代わりに入ったドウグラスが北川からのクロスにドンピシャのヘディングを決めてエスパルスで初出場初ゴールを決めてリードを広げた。75分にファン ウィジョにゴールを決められ1点差に詰め寄られるが、最後まで守り抜き2連勝となった。

一方、前節横浜FMはFC東京戦に挑んだ。中断後最初の試合となった第16節仙台戦では、攻撃陣が爆発。伊藤翔のハットトリックを含め大量8得点を挙げて勝利を収めるなど、横浜FMが指向する攻撃サッカーが周囲に知らしめていた。その中で臨んだ試合だったが、全く逆の展開になった。

8分、エリア手前で取られたFK。東慶悟のキックフェイントから太田宏介が左足で直接FKを収め、早くも先制を許す。さらに27分にはディエゴ オリベイラがドリブルで粘り後ろに戻すと、田邉草民のシュートはオリベイラに当たってコースが変わりゴールに吸い込まれた。さらに45分、東のスルーパスに田邉が抜け出し、GKをかわしてゴールに転がし3点目。横浜FMにとっては大きなリードを許してしまう。

後半に入ってもエリア内で高萩洋次郎のパスを受けた東が押し込んで4点目。さらに、64分、左CKからゴール前で混戦になって岡崎慎が押し込んで5点目と絶望的な点差となった。ここから横浜FMはウーゴ ヴィエイラのPK、さらに終了間際の89分にゴール前でボールが転々とするなか山田康太が押し込んで3点差に詰め寄ったが、それも焼け石に水に終わった。

このように、「横浜FMは変わったチーム」と選手たちが話しているのが全てを表しているのかもしれない。大勝ののち大敗と成績が安定していないのはもちろんだが、金子翔太が、
自分たちは4-4-2というブロックを固めて戦うが、相手はシステムを崩して攻めてくる
というように戦い方も個性的だ。

前回対戦では、攻守が激しく入れ替わるような、動きの多い試合だった。エスパルスは、序盤にチャンスを作るが決めきれず11分にミスから失点。反撃に出たいところだったが、後半のシュートはわずか1本に終わるなど相手の術中にはまってしまった。これらを考えても、波に乗らせると怖いという印象を与えている。

今節の戦い方としては、この2試合のように先に失点をしないこと。当日は台風の影響も心配されるが、集中力の高いディフェンスで、気候と同じような荒れる展開に持ち込ませてはならない。そうして、自分たちの戦いに持っていくことが大事になるだろう。



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2018明治安田生命J1リーグ 第18節   
7月28日(土)18:00キックオフ 

横浜F・マリノス vs 清水エスパルス
@日産スタジアム

<放送>
DAZN

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