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【神戸戦プレビュー】~豪華布陣に強気で立ち向かう~

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リーグ戦では勝ち星なし。ただ、ルヴァンカップのダービーで勝利した安堵感と余裕が今はある。

待望の今季公式戦初勝利は、“ラッキーボーイ”の滝裕太のゴールだった。47分、相手GKにプレスを掛けるとパスミスを誘発。エウシーニョからボールを受けると、上手く無人のゴールに流し込んだ。終盤、磐田の怒涛の反撃を受けて、石田崚真のミドルシュートは六反勇治が右一本でコースを変えてバー直撃、88分中山仁斗のミドルシュートは左ポストに直撃した。終了間際には、空中戦でヘナト アウグストとヴァンデルソンの2人が重なってしまい、ゴール前で中野誠也がフリーに。しかし、このシュートも六反が残した足に当てて防いだ。最後までハラハラとする展開となったが、無失点で今季ダービー1勝目を挙げた。エスパルスとしては、この戦いを続けていくことが大事になる。でなければ、この頑張りが報われない。

今節の相手は神戸。近年大型補強がマスコミを賑わせている。ルーカス ポドルスキ、アンドレス イニエスタ、そして今季加入のダヴィド ビジャ。3人の頭文字を「VIP」と呼ばれる攻撃陣に加え、神戸7人目の外国人としてサンペールを迎えた。ラ・リーガのバルセロナに所属に所属していた24歳。すでに登録も完了しており、今節神戸のホームお披露目ということも考えられる。この最強外国籍勢に加えて、C大阪から移籍の山口蛍、鹿島から移籍の西大伍が加わった。もはや、穴は見当たらないかもしれない。

エスパルスと神戸の前回対戦は、まだ記憶に新しいだろう。イニエスタのループパスに藤田直之が合わせて先制を許すが、エスパルスも39分に河井陽介のパスカットからドリブルで相手ゴールに迫ると、金子翔太の折り返しを滑り込んで合わせて同点。その後、神戸に2点を追加されるが、鄭大世のクロスにドウグラスが合わせてまず1点返すと、試合はアディショナルタイムに。石毛秀樹のコーナーキックに、合わせたのはGK六反だった。この劇的なゴールでエスパルスが同点に追いついた。

この時がそうであったように、最後に勝負を決めるのは気持ちの部分だ。どんな相手が来ようとも、気持ちで負けていては、勝負に勝つことなどできない。相手に飲まれることなく、自分たちのサッカーをすること。それには、まず「堅固なディフェンス」が必要だ。ルヴァンカップにも出場していた六反、立田などは、ダービーでの無失点で自信を回復している。再び、普段のパフォーマンスを見せてくれるはずだ。

後ろがしっかりとすれば、今の攻撃陣であれば何とかしてくれる。失点がクローズアップされがちだが、毎試合得点を挙げており3試合で4得点はリーグ4位タイと悪くない。惜しくもA代表入を逃してしまった北川航也は、この試合にかける気持ちは相当なものだろう。滝にはリーグ戦3戦連発もかかっている。この試合を最後に、代表ウイークとなりリーグは1週間のオフに入る。この試合に全力を尽くし、力づくでリーグ初勝利をもぎ取ろう。


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2019明治安田生命J1リーグ 第4節   
3月17日(日)14:00キックオフ 

ヴィッセル神戸 vs. 清水エスパルス 
@ノエビアスタジアム神戸

<放送>
DAZN


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